トイレトレーニング☆桜散る

【２歳９ヶ月】
ママンは今日、泣きました。こんなことで泣くなんて、軽度の育児ノイローゼがかっているのかもしれない…。

トイレトレーニングに勝負をかけ、夜も外出も保育園も、布パンツで過ごさせること１週間、それはそれはすごい洗濯物の量でした。シーツだって、交替に濡らされても結局は毎日、洗っていることになる。パンツはすぐ乾くけど、ズボンが追い付かないから、古着の、まだサイズが大きくてしまってあったものを出してきては、ウエストにゴムを通し、裾を縫い上げた。とにかく頑張っていた、私なりに。
今日、保育園へ迎えに行ったら、娘は、持参したパンツ４枚を全部ぬらしてしまって、とうとう息子のブリーフをはいていました。そして先生が、「トイレへ誘ったらおしっこが出来ていたことも、今はもう拒否するばかりで、その５分後にはお漏らししてしまっています。ご自宅ではどうですか？」と聞いてきました。私は返す言葉もありませんでした。確かに、自宅でも気が乗らないとはっきり「ノン！ Non! （嫌！）」と言う子たちですが、それはママンへの甘えだと受け止め、その後にパンツが濡れても気にしませんでした。でも、外でも同じようなことをしているなんて、それはつまり、まだおむつを外す時期が来ていないということになるのでしょう。先生のアドバイス通り、パンツはストップ、次の登園日からはまた、紙オムツです。

沈みましたよ、落ちましたよ。そこへとどめの一発、双子より１年遅れの娘ちゃんがいるご近所さんと帰り際に会い、立ち話で「紙おむつに逆戻り」と話したら、「家はもう外れたわよ」と。２歳前にオムツが外れる子もいるんだよな…。
子供の成長に誰かとの競争でないことぐらい、分かっています。双子に「どうして出来ないの!?」と怒れる気持ちもありません。ただただ「残念」、この事実が悲しいのです。
もうマイナス思考がかると、とことん悲劇のヒロインになれます。そう言えば家の双子、生後20ヶ月まで歩けなかったんだよな・・・最初はミルクも飲めなくてスポイトだった・・・子供の能力が遅いのはそもそも、体重２kgぽっちで産まれてきたからじゃないだろうか・・・早産になったのも、私が仕事し過ぎたからいけなかたんだ！・・・とまあ、こんな具合で。「子供のオムツが外れないのも、私が仕事し過ぎたからいけないんだ～」と大泣きすれば、主人は呆れ顔。「おかしいのは、３歳間近になってもオムツが外れない子供たちじゃなくて、君の方だよね？」

今はだいぶ、落ち着きました。そう、トイレに関して、私は少しおかしくなっていたかもしれません。いや、トイレだけじゃない、起床時間とか歯磨きとか、生活習慣を守らせようとする度にイヤイヤされてうんざりし、力がついた分、物の扱いが乱暴になってきていて、壊れたり破れたりを見ると頭にきて、でも頭ごなしに叱ってはダメだと、内に溜めこみ過ぎてしまっていたのかも…。ずーっと泣かずに頑張ってきたけど、双子育児が体力的にも精神的にもつらい時がありました。でも、今日の涙で流しちゃいました！
まずは、笑おう。明日、双子に笑いかけてあげよう。いいじゃないか、オムツが外れなくて幼稚園が出遅れても。一生の出来事の中で、大したことじゃない。