【３歳１ヶ月】
本日お休みのパパは、フランス・バロルシン村（ Vallorcine ）からスイス・ファンオー村（ Finhaut ）へ抜ける山越えトレーニングに出かけていきました。ファンオー？ ふぁんおー？ どこかで聞いたような…？ そう、そうなのです、つい先日、ツール･ド・フランス（ Le Tour de France ）が通過した、あのアルプス山越えの田舎です。エモッソン湖（ Emosson ）と言えば、「あぁ～、第17ステージの・・・」となる方もいるかも？
エモッソン湖はフランス寄りのスイス国境近くにあるダム湖で、標高2000ｍほどのアルプス山中、トリアン谷（ Vallée du Trient ）にあります。車やバス、もちろん自転車でも登っていけますが、観光でお勧めなのは「世界最大勾配のケーブルカー」です。なんと、87％という急勾配なんですよ！ まずケーブルカーで登って、ミニトレインへ乗り換えて、さらにミニケーブルを乗り継げば、ダムまでアクセスできます。子供には面白いアトラクションでしょうねぇ～。我が双子もやっぱり、乗りたそうでした。でも、今日はダメ。パパが水も飲めないぐらいヘバッテ走り着いているだろうから、車でお迎えなんです。
ここの面白さは、コレだけではありません。いたんですよ、ここに、恐竜が、その昔！ その証拠に、ここの山中に『恐竜の足跡の化石』が発見されました。エモッソン湖から２時間ちょっとのハイキングで、今でも見に行けます。見ました、見ました、私も見たことありますよー！ えっ、感想？ キカナイホウガイイトオモウヨ・・・
ちなみに娘は、記念撮影用（？）恐竜を見ただけで泣いていました。恐竜は絵本で見て知っているけれど、「恐竜が大きい」なんて、まだ知らないもんねえ…。
そんなわけで今日は、舗装はされているけれどクネクネとした山道を、アクセル踏みっぱなしでエモッソン湖めざして登っていったんですけどね、道中いたるところに白地に赤の水玉の『マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ (maillot blanc à pois rouges)』山岳ジャージが飾られていましたよ。この急坂が、今年のツール・ド・フランスの山岳賞を競う舞台だったわけですね。
ちょうど帰りの下り道で、自転車クラブの一群と出会ったのですが、先頭は必死の形相、中盤以降はダラけていて、最後の方になると自転車ひいていましたっけ。そうしてでも登りたくなるぐらい、晴れた日のモンブラン山群の景色は素晴らしいですよ。
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