火曜日は午後6時から行きつけの韓国料理店で、朝鮮語クラス今年度前期終了の打ち上げパーティがあった。話には聞いていたが夜のメニューは定食主体のランチメニューとは異なりなかなか多彩で、あらためて韓国料理の奥行きの深さを実感した。二十人近いクラスで男性はたった二人、貴重な存在なのだが何となく冴えない。男性二人とも中ジョッキ一杯で真っ赤になっているのに、女性軍はジョッキはお代わりするは、密かに持ち込んだ焼酎を、怪しまれないようにとか言って代わる代わるが注文して持ってこさせた氷水で割ってはグイグイとやっている。前の女性二人を観察していると、2時間半の間にジョッキは三杯だけれど、水割りからは手を離さず絶えず流し込んでいる。二人だけウーロン茶の女性がいたがとにかく女性全員の顔は真っ白、平然としていた。
その後、帰るつもりが女性軍に拉致されてカラオケに行った。ここでも飲み放題のセットメニューで、さっそく女性軍はアルコール飲料を手にする。さすが皆さん、韓国語の歌を沢山ご存じでそして上手い。これにも敬服。画面に流れるハングルが読み上げるのに格好の練習台になる。歌の速さだとハングルを見ただけでちゃんと声を出して読み上げられたので嬉しくなった。二年間の成果である。ところが家の鍵を置いたまま出てきたことに気がついた。閉め出されては困るのでそれを口実に私だけ抜け出し、午前様にならずに家に辿り着いた。
水曜日は隣の区の区民ホールで上映された市川崑監督「その木戸を通って」を鑑賞した。山本周五郎原作以外のなんの予備知識もなしに出かけたが、不思議な味のある作品で面白かった。中井貴一が若いなとか、あれっ、フランキー堺が、と思ったけれど、だからこれが昔撮られた映画だとまでは頭が働かなかった。帰ってネットで調べてみると、このような2008年に書かれた解説があった。《本年(08年)2月に92歳で他界した巨匠、市川崑監督。70数本におよぶその作品歴の中で、生涯ただ一本、未公開となっていた『その木戸を通って』が、ついに公開される。わが国初の本格的長編ハイビジョンドラマとして1993年8月に完成しながら、その後BSで一度だけ流れた以外、人の目にほとんど触れることなく眠っていた本作品は、まさに“幻の逸品”。リリカルな正統派ドラマとしての気品と、市川監督ならではの映像美をあわせ持った、まさに宝石のような珠玉作である》。儲けものをした。
木曜日、といえば今日のこと、ヴォイストレーニングの日である。「魔笛」のパパゲーノのアリア、難しい。2/4と6/8の拍子が混ざり合って、その上ところによって8分音符の二つ目、三つ目、六つ目で入らされるのでオロオロする。映画「アマデウス」で見たいたずら好きのモーツアルトを思い出して、憎たらしくなる。一方、家では大騒ぎをしていたらしい。昨夜の間降っていた雨が朝には止み、出窓のサイドウインドウを開けると心地よい風が入ってきた。これで雨は終わりかなと思い、窓を開けたまま午後ヴォイストレーニングに出かけた。ところがレッスンの最中に短い時間であったが激しい雨が降ったらしい。妻がもしやと思って覗きに来たときはすでに遅く、出窓の台とその手前のデスクに置いていたものがずぶ濡れになっていた。一弦琴だけは片付けていたのでヤレヤレであったが、ものの見事にゲリラ豪雨にやられてしまった。
明日の金曜日は大倉山の文化ホールで開かれる「シルバー合唱コンクール」を聴きに出かけるし、土曜日は大阪まで、ある用事がてらぶらぶら歩きに出かける予定である。暑さがおさまるとさっそく連日の外出となった。
その後、帰るつもりが女性軍に拉致されてカラオケに行った。ここでも飲み放題のセットメニューで、さっそく女性軍はアルコール飲料を手にする。さすが皆さん、韓国語の歌を沢山ご存じでそして上手い。これにも敬服。画面に流れるハングルが読み上げるのに格好の練習台になる。歌の速さだとハングルを見ただけでちゃんと声を出して読み上げられたので嬉しくなった。二年間の成果である。ところが家の鍵を置いたまま出てきたことに気がついた。閉め出されては困るのでそれを口実に私だけ抜け出し、午前様にならずに家に辿り着いた。
水曜日は隣の区の区民ホールで上映された市川崑監督「その木戸を通って」を鑑賞した。山本周五郎原作以外のなんの予備知識もなしに出かけたが、不思議な味のある作品で面白かった。中井貴一が若いなとか、あれっ、フランキー堺が、と思ったけれど、だからこれが昔撮られた映画だとまでは頭が働かなかった。帰ってネットで調べてみると、このような2008年に書かれた解説があった。《本年(08年)2月に92歳で他界した巨匠、市川崑監督。70数本におよぶその作品歴の中で、生涯ただ一本、未公開となっていた『その木戸を通って』が、ついに公開される。わが国初の本格的長編ハイビジョンドラマとして1993年8月に完成しながら、その後BSで一度だけ流れた以外、人の目にほとんど触れることなく眠っていた本作品は、まさに“幻の逸品”。リリカルな正統派ドラマとしての気品と、市川監督ならではの映像美をあわせ持った、まさに宝石のような珠玉作である》。儲けものをした。
木曜日、といえば今日のこと、ヴォイストレーニングの日である。「魔笛」のパパゲーノのアリア、難しい。2/4と6/8の拍子が混ざり合って、その上ところによって8分音符の二つ目、三つ目、六つ目で入らされるのでオロオロする。映画「アマデウス」で見たいたずら好きのモーツアルトを思い出して、憎たらしくなる。一方、家では大騒ぎをしていたらしい。昨夜の間降っていた雨が朝には止み、出窓のサイドウインドウを開けると心地よい風が入ってきた。これで雨は終わりかなと思い、窓を開けたまま午後ヴォイストレーニングに出かけた。ところがレッスンの最中に短い時間であったが激しい雨が降ったらしい。妻がもしやと思って覗きに来たときはすでに遅く、出窓の台とその手前のデスクに置いていたものがずぶ濡れになっていた。一弦琴だけは片付けていたのでヤレヤレであったが、ものの見事にゲリラ豪雨にやられてしまった。
明日の金曜日は大倉山の文化ホールで開かれる「シルバー合唱コンクール」を聴きに出かけるし、土曜日は大阪まで、ある用事がてらぶらぶら歩きに出かける予定である。暑さがおさまるとさっそく連日の外出となった。