日々是好日

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厚労省・村木元局長の無罪判決に地検は控訴を断念すべきである

2010-09-10 15:43:42 | 社会・政治
大方の予想通り、郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われ、懲役1年6カ月を求刑されていた厚生労働省の元雇用均等・児童家庭局長村木厚子さんの無罪が大阪地裁で言い渡された。

この件についてまだ「藪の中」の郵便不正事件で私は《(村木前局長の)全面否認が真実であってほしいという気がある》と願望を述べ、また郵便不正事件の行方 村木厚子元雇用均等・児童家庭局長が無罪であれかしで村木さんの無罪を願望し、村木厚子さんの矜恃 井上ひさしさんの気概 橋下徹大阪府知事の明快では次のように述べ、村木さんの無罪を確信していたのである。心から村木さんにおめでとうと申し上げたい。

次は朝日朝刊の記事であるが『「公務員30年の信用」譲らず』との村木さんの主張にわが意を得た思いをした。全国津津浦浦の公務員の方々に国民が寄せる信頼と期待の大きさを重く受け止めて頂きたいとあらためて呼びかけたい。それにしても同じ公務員といいながら、自らの証人が次から次へとその証言を覆していくようなずさんな取り調べを恥とも思わない検察官のちゃらんぽらんな仕事ぶりには怒すら覚える。真相が一刻も早く明らかにされることを願いたい。

今回の無罪判決により、ここで私が強調したような不実な検察官が断罪されたともいえる。せめて控訴を断念するという行動で、まずは反省と謝罪の意を尽くすべきである。

それにしても漫画的な虚構をでっち上げた検察の仕事ぶりの実態を知りたいものである。法務省に「検察審査会」ならぬ「検察官適格審査会」が存在して、法務大臣の請求で各検察官を随時審査するときく。審査結果によっては検察官が免職されることもあるらしい。この「検察官適格審査会」をなんとか活用出来ないものだろうか。千葉景子法務大臣のもうひとつの置き土産を期待したいものである。




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