この10月から韓国・朝鮮語をとりあえず六ヶ月間習い始めることにした。子供の頃朝鮮に住んでいたが朝鮮語を覚えることはなかった。それでもいくつかの単語はわが家に根付いている。たとえば「ヤンバン」などはそもそも昔の朝鮮の支配階級のことであるが単純に「金持ち」として通用していたし、「チョンゴシ」という言葉は私の母から妻に伝播して「上等」という意味で今でも頻繁に私どもの会話に登場してくる。
戦時中、警戒警報が発令されるとラジオがそれを知らせたが、「朝鮮軍管区司令部発表」で始まったと思う。まず警報が日本語でアナウンスされると、引き続き「チョソングン・・・」と朝鮮語で同じ内容が繰り返されるので、なるほど朝鮮軍は朝鮮語でチョソングンになるんだ、と思ったことを今でも覚えている。単語以外に覚えたのは「ウリ チョンソン モンラヨ」ぐらいで、これは母から教えられたと思う。朝鮮のお年寄りに朝鮮語で話しかけられた時に云うのですよ、ということで「朝鮮語知りません」の意味だった。
ところでこの年になって韓国・朝鮮語を始めたいと思ったのは動機は実に簡単、韓国の民謡なんだろうか、ソプラノのSumi Joが歌っているのを聞いて、ぜひこれを原語で歌いたいと思ったからである。この歌は次のようなもので、英語で辛うじてその意味は知り得る。
今は声を合わせるだけだが早く韓国・朝鮮語が読めるようになり、原語でこの歌を歌いたい。
戦時中、警戒警報が発令されるとラジオがそれを知らせたが、「朝鮮軍管区司令部発表」で始まったと思う。まず警報が日本語でアナウンスされると、引き続き「チョソングン・・・」と朝鮮語で同じ内容が繰り返されるので、なるほど朝鮮軍は朝鮮語でチョソングンになるんだ、と思ったことを今でも覚えている。単語以外に覚えたのは「ウリ チョンソン モンラヨ」ぐらいで、これは母から教えられたと思う。朝鮮のお年寄りに朝鮮語で話しかけられた時に云うのですよ、ということで「朝鮮語知りません」の意味だった。
ところでこの年になって韓国・朝鮮語を始めたいと思ったのは動機は実に簡単、韓国の民謡なんだろうか、ソプラノのSumi Joが歌っているのを聞いて、ぜひこれを原語で歌いたいと思ったからである。この歌は次のようなもので、英語で辛うじてその意味は知り得る。
今は声を合わせるだけだが早く韓国・朝鮮語が読めるようになり、原語でこの歌を歌いたい。