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日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

明石海峡の上に立つ

2005-07-21 17:47:43 | Weblog

明石海峡大橋は世界一の吊り橋だそうである。橋の全長が3911メートルでケーブルを支える二つの主塔間の長さが1991メートル。二位のグレートベルト・イースト橋(デンマーク)は主塔間が1624メートルであるから文句なしに世界一。小学生でも知っているようなことを知って感激しているのも、今日始めてそこに登ってきたからである。

橋そのものは何回か車やバスで通ったが、今日は車の通り道の直ぐ下に設けられた遊歩道を歩いてきたのである。JR舞子駅の海側にある舞子海上プロムナードは明石海峡大橋の体験展望施設である。《スリルを体験したいのなら「海上47メートルの丸木橋」をおすすめします》の案内に釣られて入場券を240円(土日祝は300円)で買った。エレベーターに乗り八階で降りる。遊歩道から展望ラウンジそしてたどり着いた展望広場は既に150メートルほど海上に突き出たところにあり、そこに「海上47メートルの丸木橋」がある。

海面から47メートルの高さで落ちないよう両手を広げバランスを取りながら丸木橋を渡るのはスリル満点と意気込んだのに、なんとこの期待は裏切られた。確かに47メートル下の海面は見下ろすことができたが、それは強化プラスチックかガラス越しで、その透明な床の上に申し訳に丸木橋が渡されているだけなのである。なんとかスリルをと子どもが見ていないことを確かめて『透明床』の上で二三回飛び跳ねたが床が割れることもなかった。

スリルはともかく橋の上からの眺望はまさに絶景である。見通しがきくときは小豆島から高松まで見えるそうであるが、今日は残念ながら先は靄で翳んでいた。橋の上で風の心地よいこと、週日のせいか人出も程々で窓向きの椅子席もたっぷりと空いている。これなら一日中でも過ごすことができるなと思ったが、同じように考える人が管理者にいたとみえて、高齢者は無料になるどころか割引さえなかった。

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