日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

強い全日本男子バレーチーム

2006-11-27 17:44:57 | Weblog
バレー世界選手権の試合で全日本男子が強い。昨日のチュニジア戦に3-2で勝ち、24年ぶりに世界選手権で8強に入った。

これまで女子バレーは観てきたが、パッとしない男子バレーにはご無沙汰だった。今回は女子に引き続き男子の試合が始まったので、その流れで観だしたところ、女子と違った力強いパワーに見応えを感じた。

エジプト相手の第1戦ではフルセットの末先ず1勝、次の中国にはフルセットまで持ち込んだが最後のセットを13-15で落としてしまった。しかし第3戦のプエルトリコ戦ではセットカウント2-1の後、第4セットではなんとジュースにつぐジュースで、最後は36-34と突き放したのは嬉しくなってしまった。精神力の強さが粘りを生み出したのであろう。これで肩入れ気分一段と高まった。

第4戦にもその勢いが持ち越されて、セットカウント1-1のあと、第3セットはジュースの末27-25で、第4セットも同じ27-25の接戦を制しての勝利となれば、もう全日本男子の試合を見逃すわけにはいかなくなった。第5戦こそポーランドにストレート負けしたが、一方的に抑えられたわけではなく、3点差、1点差まで追いつめていた。

第2次ラウンドの第1戦、対カナダでも1セット目は失ったもののあとは3セットを連勝し、昨日の対チュニジア戦では2セットを連取されたものの、フルセットまで持ち込んでの逆転勝利だからご立派としか云いようがない。これまでの成績は、ルールで第1次ラウンドの対中国、対エジプト戦の結果はカウントされないとのことで、4勝1敗の好成績である。

日本選手でも身長が190cmを超える選手が珍しくなく、もっとも背の高い205cmの斉藤信治選手などは、最高到達点が356cm、すなわち私の身長の倍以上の高さに手が届くのだから恐れ入る。外国選手にくらべて体格的には遜色のないのが嬉しい。ねばり強さをバネに、ぜひ世界のトップを目指して頑張って欲しい。

テレビ観戦をしていると、選手が大写しになることが多い。それはそれでいいのだが、コート全体を真上から撮した映像が、全体の動きをくまなく伝えるのが実にいい。ボールがどのように飛び回っているかが一目に分かって、観戦がとてもスリリングになる。真上からでなくやや斜め、いわゆる鳥瞰図として撮してもらえるとより臨場感が高まることだろう。私の好みでは鳥瞰図と大写しが7:3ぐらいがいいように思う。

それと、これは望んでもまず無視されるだろうが、以前にも取り上げたように、あの大型ソーセージのようなものを打ち鳴らしての「日本コール」は止めて欲しい。威嚇的なスピーカーでの連呼は控えめになったと思うが、対戦相手も同時に応援するのならともかく、応援の全時間が日本チームの応援のみに当てられるのはどう考えてもフェアーではない。せっかく全日本男子がいい成績で勝ち進んできていても、こういう状況下での勝利だと、心から素直に喜べないのである。あおの応援グッズに何か印刷されているので、多分スポンサーの提供かな、と思うが、即刻止めて欲しいものである。

いいプレーには敵味方を問わず惜しみなく拍手を送る。その様な世界に通じるマナーで観戦を楽しめないものだろうか。

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