
レーザーマウスについて苦情を申し述べるべくヨドバシに電話をしたら、地下一階パソコン周辺機器の係の女性につながった。
「かくかくしかじか」と事情を説明する。
領収書に記載されたレジ番号とレシート番号を伝えると、直ちに問題のレーザーマウスについての記録が確認できたようである。すでに一度前の製品の交換に私が店舗を訪れていることを述べ、再び出向かなくても製品の交換が可能かどうかを聞いた。
返品はこちらから差し向ける宅配業者に品物を渡してくれたらいいとのことで、それで問題はなし。しかし代替の製品を決めるのに問題が生じた。価格が同じかより安い品物との交換なら簡単で、差額を返金してくれるとのこと。しかしより高価な製品を求める場合は、その差額をまず現金書留でヨドバシに送らなければならず、それを受け取ってから品物を発送するのでその分時間がかかるとのことである。
まずマウスの選択である。私は同じメーカーの同じタイプのマウスに交換する気はもうなかった。とすると同じ価格帯かそれ以下だと光学式にになるとのことである。光学式といってもヨドバシが業務用に使っているものなので、製品に信頼性はあるという。しかしいったんレーザーマウスを使うと、とろい光学式に戻る気がしない。
価格より性能、そして信頼性である。ところが残念ながらマウスにMade in Japanはないとのこと、中国とかフィリッピン製が多いらしい。しかしレーザーマウスのメーカーで言うとロジクール社製とかマイクロソフト社製はどちらかというとクレームが少ないとのことである。最初の光学式マウスがマイクロソフト社製で、それが悪かったので、ロジクール社製を選ぶことにした。すると1000円以上価格がアップすることになる。
担当者と話し合った末、手っ取り早いやり方としてArvel社製のレーザーマウスは返品することにして、ロジクール社製マウスは私がyodobashi.comから購入することにした。送料500円込みで5480円也。
今日のお昼過ぎに宅配業者が古いマウスを取りに来たと思ったら、踵を接するよう新しいマウスが届いた。これがLogicool MX400 Performance Laser Mouseという代物である。付属のCD-ROMからソフトを組み込んだが、使い方はこれからである。
これから少なくとも一年はトラブルフリーで動いて欲しいものである。もちろんこのマウスも本来は敬遠したい中国製、しかし他に選択の余地がないので致し方なし。さて、マウスの運命、これいかに。
【追記】 このマウスを使い始めてから、PCの電源を入れて初期画面が現れた段階で、矢印のカーソルが動かない事態が頻発した。USBをいったん抜いてもう一度差し込むと動くようになる。ところがロジクールのサポート・ページを見ていると、マウスの接する表面に光沢があるとカーソルが動かないことがあるらしい。マウスパッドを使わなくてもいいのがレーザー・マウスの利点ではなかったのかと思いつつも、電源を入れる際にはマウスをパッドの上に置くことにした。不思議や不思議、ちゃんと動くようになった。(6月21日)