日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

おめでとう! 柳本ジャパンに琴欧洲

2008-05-24 21:40:25 | Weblog
柳本ジャパンが北京五輪最終予選で韓国を破り、5戦連勝で北京オリンピック出場権を得た。今回のトーナメントでなぜか柳本ジャパンを安心して見られる。カザフスタン戦の第2セットでシーソーゲームを33-31でものにした印象がとても強かったので、昨日の韓国戦でも負ける気がしなかった。

団体競技だから選手全員の名前を挙げるべきなのであろうが、私がもっとも引きつけられたのはリベロの佐野優子選手である。とにかく球をを拾う、驚異的なレシーブ率を記録しているのではなかろうか。そして攻撃へとつなげる。攻撃のチャンスが多ければ多いほど勝利の可能性が高くなる。これが柳本ジャパンの強さの根源なのだろう。そして荒木絵里香選手のブロック、もちろんアタックも。そうなると栗原恵、木村沙織、高橋みゆき、杉山祥子各選手の日替わり強烈アタッカーぶりに触れざるをえないし、ひいてはアタックの舞台回しの要、セッター竹下佳江選手の技の冴えを強調したくなる。もちろん控えの選手も・・・、やっぱり全員バレーなのである。ただ北京でどうだろう、と思うと楽観はできない。女の姿をした鬼、「鬼女」にでもなって東洋の魔女」を上回る力を発揮して欲しいものである。今のメンバー全員、女の美しさが芬々としている。人間業で止まっているからではなかろうか。

昨日琴欧洲が安美錦に敗れるまでは初日から12連勝、柳本ジャパンは開幕4連勝だし松阪も開幕8連勝と、勝ってなんぼの勝負の世界で胸のすく勝ちっぷりが気持ちよかった。琴欧洲の連勝がストップしたものの、その負けを引きずることなく今日は安馬に圧勝して千秋楽を待たずに初優勝を決めた。カド番脱出が出来るだろうかと案じていたのに、朝青龍、白鵬の二横綱を破っての優勝だから文句なし。優勝を決めた後の笑顔が実によかった。女性フアンがまた増えそうな気がする。それにつけても日本力士の不甲斐なさよ、である。この「飽食の時代」、ハングリー精神の欠如のせいでなんだろうか。