ごじらいく

足跡の先に・・・

存在感を出す天天

2018年08月26日 | 天々
迷子犬が警察に引き取られ我が家から去っていきました。
しかし、まだ存在があるのです。
それは、におい。

綺麗に掃除した。と思っていても取り切れていないニオイが家に残っています。
ニオイに敏感な天天は、家の隅々までニオイをしたおし、きっと、腹を立てているようでした。
そして、迷子の犬がいた3階で、おしっこをしてしまいました。
いつもなら、「あーあ。おしっこして。」と、ちょっとイラッとくるのに、今回は、「ここはお前の家だから、心配はいらないよ。」と、自分の存在感を出す天天に声をかけてやりました。
家族も、それぞれ天天を思いやっています。

当分、どこかしらでおしっこをするかもしれない天天に、「お前はどこにもやらないからね。」と、優しい心で接してやることにしました。
もし、手違いで天天を迷子にさせてしまったら、真っ先に警察、保健所に問い合わせないと。と、思ってしまいました。

今日は、綺麗に天天を洗濯することになりました。
それは、迷子の犬が異様にくさかったから。
もし、天天が迷子になったら、くさいことで保護先でぞんざいに扱われては可哀想。と、思うのです。
マメに洗濯して、いつもいい匂いをさせてやることが、私自身の迷子犬への償いのような気がします。

天天には、何かあった時のための首輪に電話番号が書かれています。
これは、私たち家族と天天を引き合わせる絆のようなものです。
絶対に、はずれないようにしないといけません。
おしっこをしなくても、天天は家族ですから、心配することはないのに。と言っても、天天より心が震えている私は、どう弁解していいのかわからないのです。



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