ごじらいく

足跡の先に・・・

おとなの学校

2022年02月05日 | 日々のつぶやき
介護施設のご老人たちのお勉強するときに使う教材に、「おとなの学校」という、とても面白い本があります。
これを使うと、頭の悪い私でも、それなりに時間がつぶせるようになります。
しかし、今はマスクの時代。
声がマスクにこもって聞こえにくいのです。
仕方なしに、声を張っているのですが、私には無理なんです。

このおとなの学校は、本当に面白い本です。
きっと、子供に読み聞かせをすると、ものすごい反響があるのではないか。と、思うのです。
ご老人たちは、無口です。
ほんの一部の人しか答えてくれないのです。

私が担当したのは、節分の鬼に関することなんです。
私も知らなかったんですが、鬼の肌の色にも理由があるのです。
赤鬼は欲張り、青鬼は短期、黄鬼は何だったか忘れました。黒鬼は不健康だったような。
みんな「へぇー。」と聞いてくれるのです。
鬼のパンツは、トラ模様。
それは、中国の陰陽道に関するもので、鬼門を意味するのです。
鬼門は、北東の位置をさし、干支の「丑寅」に当たります。
だから、鬼のつのは牛の頭で、トラのパンツを履いています。
私も「へぇー。」でした。

こんな面白い本を毎日担当を変えて、みんなに読み聞かせをするのです。
来週の木曜日に私に担当が回ってきます。
所長は、「いろいろ脱線しまくって、話題を作って時間をつぶしてください。」というのです。
四角四面な私は脱線ができません。
「こりゃー、困ったぞ。」と言いながら、本にかじりつて時間をつぶします。


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