ごじらいく

足跡の先に・・・

認知症

2021年06月16日 | 日々のつぶやき
認知症って、本当に怖いなぁ。と、思うようになりました。

今日、認知症を患ったおばあさんをお風呂に入れたんです。
すると、「顔は洗ったかなぁ。」というのです。
「もう、洗いました。」と、5度ほど言いました。
「首筋も洗いました。」と、4度は言います。
何度も同じことを言うのです。
まだ、体を動かさないだけマシというものです。
これで歩き回られたら、太刀打ちできません。

介護施設に来られる方は、皆さん何かしら介護が必要な方ばかりです。
うちの両親が、そうなったらどうしよう。と、思うのです。
きっと、身内なのできつく当たってしまうかもしれません。
多分、特別養護老人ホームに入ってもらうしかないのです。
私が勤めているのは、有料老人ホーム。
特養とは、料金が雲泥の差なんです。
うちは貧乏なので、有料老人ホームには入ることができないのです。

認知症は病気です。
単発もあるのですが、遺伝もあります。
両親の親、おじいさん、おばあさんは、認知症を患う前に亡くなってしまったんです。
「どうか、両親が認知症ではありませんように。」と、お願いするばかりです。
もしかしたら、私も老後、認知症になる恐れもあるかも。
何度も「頭を洗ったかなぁ。」とか、「顔を洗ったかなぁ。」「ご飯を食べたかなぁ。」と、周りの人に聞くことになるやも。
本当に怖いです。
自分に自覚がないのが認知症の特徴です。
その場、その場で生きている人なんです。
自分の未来も本当に怖いなぁ。と、思います。

コメント
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