ごじらいく

足跡の先に・・・

チャリンコ軍団

2018年05月10日 | 日々のつぶやき
今朝早くに買い物に出かけました。
買うべきものを買って、帰り道、信号待ちをしていたら、朝早いのに自転車のおばちゃんたちに囲まれ、「ん?」て感じになりました。
信号が変わって、いっせいに走り出すチャリンコ軍団の中に私もいました。
「一体、この集団は何か。」と、考えることになりました。

すると、ある建物の前にご老人がぎっしりいるのです。
その駐輪場に、チャリンコ軍団が入っていきました。
チャリンコを先導するのは、にこやかな営業マンらしき人間です。
「なんか、良からぬものを売っているんじゃないか。」と、思ったんですが、私は自転車を走らせ帰ることのみを考えます。
あのチャリンコ軍団から解放されると、ちょっと心寂しいものがあるのです。
「人間って、たむろっているのが一番癒されるのかも。」と、思ってしまいます。
私の周りにいた人たちが駐輪場に消え、一人寂しく帰ることになりました。

家に帰っても、あのご老人たちの行く末を考えるのです。
変な詐欺につかまっているのではないか。とか、自ら姨捨山へ行くことを望んでいるのか。とか。
ご老人たちは、目先の欲に敏感な人たちです。
きっと、何かしら自分の得になることを悟っているのです。
顔が本当ににこやかだったんです。
「きっと、いいことが待っていることを知っている人たちなんだ。」と、思ってしまいます。
チャリンコ軍団の幸を願って、一人寂しくベランダの花に水をあげることになりました。

コメント
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