母の名前

母が、郵便局で通帳を作るというので、記帳係の私が付き添いに行きました。
途中まで、難なくいきましたが、母の名前のところで郵便局員さんに尋ねられました。
身分証明の名前と、私が書いた名前が違う。ということです。
母の名前を今まで書いてきた私ですが、身分証明に表記されている名前が少し違っているのです。
母は、知っていたのですが、私に教えることをしません。
こんな大事なことを伝えない母に、イラッときました。
「字画が変わったら、運命もかわるなぁ。」と、のんきなことを言っています。
運命も減った暮れもありません。
これから、母の名前を多く書くのは、私です。
今日だって、自分の通帳を作るにも私に手伝わせた人です。

身分証明書を受け取ったときに、そのことを知った母ですが、私に教えず、「知らなかったん？」と、平気な顔をして聞いてきます。
「そんなこと、知りません！！」
と、声を大にして言いたかったです。