知人の籐工芸作家のアトリエで開催された、グループ展を観てきた。
いろんなジャンルの中で、
ワタシが惹かれたのは書。
たぶん、
ナサケナイ字を書くワタシのコンプレックスから?
16枚のタイル状のものに書かれた『月』の書体。
欲しかったなぁ~
でも、とーっても高かくって
::::
昔から、
アートやクラフト作品を見て回るのが大好きで・・・・
そういえば、
ソレで、
手仕事の作品を扱うギャラリーをやったのだった。
人の心、人の手から生まれる美しいものへの憧れ。
ソレは、
たぶん自分にできないものへの憧れ?
月は漂う 地上遥かに
蒼白き雲の間を
さわれうるわしの月の光は
海原の潮を動かす
我が心の海原は汝を定めぬ
おのれが月と
我が心 喜びにつけ悲しみにつけ
ただ汝のみに動かさる
恋慕の愁い 音にたてぬ憧れの悩みに
わが魂はみたされる
吾は苦し・・・・されども汝は悩みを知らず
かの月のごとくに
___ツルゲーネフ『貴族の巣』より___
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