地図を楽しむ

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富津岬

2013-04-17 | 読書

 地図で富津岬を拝見

 

1/2.5万 地形図で富津岬を拝見しました。

今から45年くらい前、子供達をつれて潮干狩りに行った土地です。

妻が元気はつらつとしていた頃のことです。

富津岬は、東京湾に奇妙な形で突き出した土地です。
東京湾と太平洋の境です。 

近くの小糸川から東京湾に流れ出した土砂が、時計回りに流れる潮の流れで岬に流れ着き、
たまってできた岬であり、干潟だそうです。

地図に書いた線に沿って、断面図を書いてみると下のようになります。

左が北側で、右が南です。陸地の長さは約800m、標高の一番高いところで13m。

南側の砂れき地には針葉樹(多分松でしょう)が植わっています。
まさに「白砂青松」の土地です。

南は、太平洋側からの潮の満ち引きが、長い浅瀬に打上げられてできた砂れき地です。

県立の富津公園に指定され、その先端には展望台が作られています。

下は 1/20万 地勢図で、それに干潟地(薄赤)と潮の流れ(青い矢印)を加えてみました。

北側の干潟(薄赤の土地)が潮干狩りの出来る土地です。

干潟とは、干潮時には水面上に出、満潮時には水面下にしずんでしまう砂、泥等の場所です。
地形図では、広さが50メートル×50メートル以上(1/4 ha以上)のある場所をいいます。

ここは、それより大分広く、東京湾内では絶好の潮干狩りの場所であり、渡り鳥たちの憩い場です。

これからは家にいるときは、時々地形図を拡げてブログを試みてみます。

 




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