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都電荒川線を行く

2013-02-10 | 散策

都電荒川線を行く

 

友人の叙勲記念会に出席のため早稲田リーガロイヤルホテルまで出かけましたが、少し早めに出て、今唯一残っている都電荒川線に乗ってみました。

その全体図は下の通りです。(メトロホーム頁より転載)

 

三ノ輪橋駅から早稲田までの路線です。全長12Kmあまり。約50分で走るようですが、時刻表はあってなきが如くで、乗客の乗降をゆっくり待ってくれるそうです。

いまどき珍しいレトロな電車で、是非続けて営業してもらいたいものです。

 

さて、まず上野駅までJRで、そこから千代田線で2駅北上し、三ノ輪駅で下車しました。
そこから約5分程度歩きました。下の写真が三ノ輪橋駅の入口です。

 

昔は山谷堀へ向かう川に橋が架かっていたのでしょう。今は橋のおかげは見られませんでした。
駅の入口には昔の儘のような商店が並んでおり、確か三ノ輪橋商店街の看板がかかっていました。

 

下の写真が三ノ輪駅のホームです。複線です。

 

 

乗ってみて気付いたのですが、踏切の多いこと多いこと。当たり前でしょうが、そのためもあって急ぐこともなく、のんびり走ります。

そして、各駅での乗降客が多く、多分20人ぐらいは乗り降りしています。そして、その乗客たちが席を譲り合っていました。

常連たちが多いのか、のり口での乗車券のやりとりもスムーズで、まったく停滞しません。

心温まる、今どきの東京では珍しい、人間味のある乗り物です。
バスよりもよりロマンが感じられます。気に入りました。

 

数ある都電の中で、ここだけが残されたのは、路面上を走る区間が短く、ほとんどが専用軌道を走っているからだそうです。早稲田近くの目白通りも、一般自動車道とは別の路面になっていました。

 

そして、大いに驚いたことには,貸切電車があることです。
グループでの小さな旅や遠足などに重宝されているようです。丁度早稲田駅にその車両が止まっていましたので写真に納めました。面白い旅が企画できそうですね。

 

そして、終点に着き、会合のホテルに向かいました。

有意義な一人旅でした。


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