小石川植物園周辺を散歩して
数十年に一度という超大型雨台風の翌日、
快晴の天気につられ、一年ぶりに小石川植物園界隈を散歩してきました。
前回のブログは2012.8.27でした。
蚊に刺され、ほうほうのていで逃げ帰った覚えがありましたが、今回も同じことを繰り返しました。
前回のブログを見ないで行った罰です。
丸ノ内線茗荷谷駅から、はりま坂桜並木の通りをぶらぶら歩いて、11時頃、小石川植物園に入りました。
入場券販売のおばさんの話では、今までで30人ぐらいの人が入っているとのことでした。
園内の『薬園保存園』の説明板をお借りすると、
「・・・享保6年(1721)八代将軍吉宗は、ほぼ現在の面積に相当する14万7840㎡に拡張して整備し、翌年には新たに小石川養生所を設けた。・・・
明治10年(1877)東京大学が設置されたのに伴い大学附置となり、近代的研究植物園として再出発したが、・・・御薬園時代に栽培されていた代表的な薬用植物100余種を集めて栽培・公開している。」
とありました。
園内の木々は、総じて巨木で、昼なお暗い樹林地帯をきょろきょろ見ながら散策しました。
しかし、前にも書いたように、蚊にやられて早々に立ち退く羽目になりました。
注目した木々を掲載すると、
ミソハギ 開花時期がちょっと早いようですが、花の形もハギとは違います。
シロマツ アカマツやクロマツはよく見かけますが、シロマツは初めてです。
12:30頃出て、次の速念寺に寄りました。
文京区指定史跡・特志解剖第一号 『美幾女(みきじょ)墓』( ~1869) を拝見しました。
死後とはいえ、自分の体の解剖を了解するのは苦痛であっただろうと想像します。
今でも、私は嫌ですね。
少し背筋に冷たいものを感じながら、やや暑い千川通りを伝通院へ向かいました。
善光寺坂を登り、けばけばしい伝通院にたどり着きました。
御大の方をはじめ、千姫ら徳川家ゆかりの女性が祀られているためか、全体が紅くけばけばしく整備されているのが、ちょっと違和感を感じます。
その後、春日通を後楽園の方に下り、駅前で一杯“生”を楽しんで帰りました。
実は一杯のつもりが、つまみの出るのとちぐはぐになり、三杯になり、いい気分で電車に揺られて帰りました。
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