税理士 倉垣豊明 ブログ

東京武蔵野市(三鷹)の税理士 相続税、贈与税等資産税対策、法人・個人向け税務・会計・会社法のブログ

国際会計基準の適用時期

2011-07-11 06:28:59 | 会計
おはようございます。税理士の倉垣です。

国際会計基準の適用時期

国際会計基準の日本での強制適用時期が、2015年3月期から、数年延期されそうな雰囲気ですね。これからの状況を見守っていかなければならないと思います。

国際会計基準(IFRS)は、欧州を中心に、新興国などが採用をしているようで、既に国際的な流れになっているようです。
米国も、この動きを無視できず、国際会計基準(IFRS)との調整などを行っているようです。日本も、この流れに乗らないと世界の金融市場から取り残されるおそれがありそうです。

国際会計基準は、従来の会計理論と根本的に異なるところがあり、その採用までに、頭の切り替えをしなければならないでしょう。
例えば、
1、期末資産の時価評価
従前の取得原価主義から期末時価評価への変更
2、貸借対照表重視の会計報告
投資家にとって、最も大切なのは時価評価した貸借対照表であり、損益計算書は企業の将来予測の参考資料として過去利益を算出表示。
3、会計理論の設定方法
会計の純粋理論のフレームワークや、基本的な取扱いのみを決め、具体的詳細な取扱いは、各適用者が理論的に導き出していく。

国際会計基準の主な特徴は、私が現在大まかに理解しているところを表しただけで、これから議論を重ねていくうちに、様々な修正などが起こることが考えられます。

倉垣税理士事務所の公式WEB http://kuragaki.jp

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