くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

歩道樹脂舗装と盆栽

2017-04-14 | 街のモノ

先月まで、東武野田線の大宮公園駅から、さいたま市大宮盆栽美術館http://www.bonsai-art-museum.jp/までの間の、道路の歩道の再整備工事が行われていました。盆栽町内の歩道のセミフラット化と誘導タイル敷設をやり直していた?感じでしょうか。開館から7年が経過しており、今年は「第8回世界盆栽大会inさいたま」http://world-bonsai-saitama.jp/が開催されることもあるのでしょう。

で、その歩道の樹脂モルタル舗装?の工事中、ちょうど作業途中の区切り箇所があり、作業の方法が良く分かるので写真撮ってしまいました。上側が車道で、写真上部に縁石が写っています。歩道はセミフラットなので縁石のトップより低くなっています。

で、左側が歩道のアスファルト舗装で、その上にグレーの下地目地材が塗られ、その上にグリーンの樹脂表層材が塗られていくのが分かります。表層材は、目地型枠を貼り付けて塗った後に、目地型枠を除去して、このようなタイル模様になります。このパターンは鉄平石パターンとでもいうのでしょうか。なので、左側を続けて作業する場合は、グレーの下地目地材塗布の後、右の目地につながるように目地型枠を貼り付けることで、区切りは無く連続するようになります。

さらに、この写真で、誘導タイル部分が先に施工されるのが分かります。この誘導タイルも同じような樹脂モルタルだと思うのですが、タイル状のものを貼り付けるのとは違って、連続して施工できるようです。誘導ブロックのベースとパターン部と2回の作業になるようですが、作業時間も短く、将来的に剥がれたりということも起こりにくいようです。

こう考えると、特段のこだわりが無く、本物等の志向が無ければ、割り切って使うものとしては確かに合理的な工法ではありますね…。


そして、工事の最後に、歩道にはめ込まれた盆栽がプリントされたタイルです。全部見てませんが、色々な盆栽がプリントされているようです。歩道の一部に四角い穴のような部分がずっと残っていて、何のためかと思っていました。