くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

鉄道境界の工マーク

2017-04-26 | 街のモノ

JR東北本線脇を歩いている時に見かけた境界標で、鉄道敷との境界を示していると思います。これは、コンクリート杭の頭に金属鋲が打ってあり、ポイントを示す「+」と、境界の設置者?を示す「工」?が刻まれています。

そういえば、この「工」?はどういう意味なんだろうと思い検索すると、http://www.hotetu.net/kyoukaigui/などから、「工」は旧工部省のマークでレールの断面図がモチーフになっているとのことです。

工部省の「工」だったのか…と思いながら、工部省も検索すると、1885年(明治18年)にはすでに鉄道省に引き継がれて無くなっているようです。ということは、1987年のJR発足までの国鉄時代102年間、明治時代の工部省の「工」マークを引き続き使ってきたのかと思うと、ちょっと感慨深げです。