「ぷるすあるは」さんhttps://pulusualuha.or.jp/による、「子どものきもち絵本原画展part.2 ーぷるすあるはのチアキのアトリエー」http://kidsinfost.net/へ行ってきました。チアキさんのライブペインティングがとても好きな感じでイイですし、他の作品や原画、ワークショップ用のイラストも、それらが創り出す空気感が、とてもやわらかくてホッとします。
畳4枚ほどのペイティングで、その製作過程も紹介されているのですが、たった5日間で、私には4作品ぐらい描いたような、次々と重ねられた表現がすごいです。ライブペインティングは初めてだそうですが、ワークショップで話しをした「安心するもの(だったかな…)」を作品に描き込んでいったり、描きたいように描ける、とのことで、純粋な表現の原点を思い出す感じです。
描き始めると、時間を忘れてやりたいと思うところまで描くことが多いそうで、このペインティングも、明日の「終わり」と言われる時間まで描き続けるのでは、と話されていました。なので、明日には、またさらに描き加わって、また別な表情のある絵になっていると思います。明日3/19(日)まで、さいたま市役所前にある市民ギャラリーです。
おまけですが、お話しさせてもらってる中で、絵本の原画を描いた時は、太い筆3本しか持ってなかったので、線が全部太い、んだそうです。その後、文房具屋さんへ行ったら、筆にたくさん種類があるのを知って驚いた、というお話しがとてもいい感じでした。道具やアイデアによる表現ではなくて、ほんとに思いによる表現なんだよな…と、余計な話しをした自分が洗われた気持ちです…。