中央自動車道の上り談合坂SAのフードコートにあった、車いす利用の人用の食事テーブルです。映画館やスタジアムなどは車いすの人用のスペースがあるのですが、レストランの席で車いすの人用のスペースがあるのは初めて知りました。
テーブル全体を見ても、特にテーブル間が狭いとか、イスが固定されていたりとかはないので、車いすの人もどこのテーブルでも食べられそうです。なので、このようなスペースをわざわざ用意するのは、混雑時の優先的利用などのためなどガイドラインか何かがあるのだと思います。
ただ空いている時は、この車いす用のスペースはかえって不便です。アクセスしやすいように入口に近い場所にあり、そのため食券販売機やセルフの配膳カウンターから遠く、車いすの人がそれらを自分でやる場合は移動距離が長くなるので、ここは使わないでしょう。なので、食券やセルフを誰かがやってくれる介助の車いすの人などが利用しているのかもです。
さらに、車いすの人が背中合わせにテーブルに入る…というのは、広さ的にも車いすの操作の面からも、かなり難しいと思います。もし混雑時の優先テーブルが必要な場合は、ポジションではなくテーブルで示せるといいのですが、それだけだと優先とはなかなか伝わらないのかもですね…。