さいたま市役所の防火シャッター下の床に貼ってあった、防火シャッター位置を示すステッカーです。物品などを下に置かないようにもするためです。80cm×30cmくらいあって結構大きく、それを点線のように一列に貼ってあります。
こんな堂々と表示してあるのは初めて見たのですが、空間のイメージがあまり関係ない公共施設や商業施設は、これぐらいした方がいいのかもと、思ったのでした。最近の建物では、床材の模様を変えたりして区画の境界を分かるようにしているのが多いのですかね。
普通の来館者や職員の人は、天井を見上げるということは日常でほとんどなく、天井がどんな感じになっているか…は記憶にあまり無いと思います。なので、天井のシャッターのことなど気が付かずに、家具や物を置いてしまうのだと思うのですよね。建築や消防の関係者などは、天井を見上げる習慣があるので、防火や防煙などの区画のためのシャッターなどがあるのは気が付くと思いますが…。