くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

投げ植え苗と畑の草

2005-05-14 | 地元地域の活動

今日は、輪っふるの農業体験の1つ、種もみ蒔きとジャガイモ畑の草刈りへ。
ふたたび、障害者や子供たちまで含めて、みなで協力する体制となる。
輪っふるとは、HPで、http://saitama-toyopet.net/ です。
田んぼや畑などの場所や、様々なものの準備、はては農業や農作物のことを教えてくださる方が鴻巣におられ、その方の作業場と畑にて。もう3シーズン目。
この方は、車イスの方がいかに農作業に関わるかまで考えてくださる...。

上の写真は、「投げ植え」用の稲の苗の種まきをしているところ。
「投げ植え」というのは、水田に入れない方でも田植えができるように、この鴻巣の方が考案された田植えの方法。文字通り田んぼの脇から中へ投げ入れて植える。
そのため5、6本の苗が重しの土といっしょにひとまとまりとなるよう、小分けのポットに種をまいてつくる。写真左がその種まき。それに土を被せて水を撒いているのが右の写真。
今年は、機械植えと同じ田んぼのため水田が浅くなるそうで、そのため背丈の小さい「彩のかがやき」という品種が選ばれてました。


畑の方では、3月に植えたタマネギ畑とジャガイモ畑の草取りと肥料まき。
畑は草というかスギナ?で埋め尽くされるようになっている。
写真左は、草取りが済んだ今日のジャガイモの姿。
そのあと肥料まき。これでおいしさが全然違ってくるらしい。
タマネギの方には白っぽい、粉のようなものを雪のようにまく。写真右が肥料をまかれたタマネギの写真。
ジャガイモの方は、茶色っぽい湿った土のような肥料を根元にまいていた。

家庭菜園とは違って、ある程度の規模があるので、作付けする品種や育てる方法、手入れの方法は本格的。
農作業の大変さだけでなく、天候や品種、肥料の選択、苗床づくりなどデリケートさも感じることができる。
都会育ちには、程よい農業体験。子供や車イス組はどう思ってるのかな。