

4、5日前のネタで。アパートの玄関ドアのドアクローザー(写真左)の調整をした。
4月30日のNHKのETV特集で、ドアプロジェクトのことをやっていたのを見て。
ドアプロジェクトは、「「ドア」と名の付くものすべてを対象に,「ドア」に潜む危険と安全化への指針を得ることを目的としたプロジェクト」だそうで、4月20日にブログに載せた失敗学の畑村洋太郎氏が、六本木ヒルズの回転ドア事故をきっかけに、ドア関係を扱う関係各者や計測のプロ、医師などが参加して、世の中のドアの危険度を定量的に測定を試みたプロジェクト。
回転ドアに限らず、ドアを扱うJR東日本や日産自動車、東芝EVなどが参加してた。
3月末に成果報告のシンポジウムがあったらしいが、その時点では、存在を全く知らず。
で、その中で、開き戸、特に重い玄関ドアの危険性をやっていたのに影響されて。
想像の通り、特に危ないのは蝶番のある方で、閉まる時に指を挟むと、ドアの会社の人は、早いスピード閉まるような場合だと指はとれる、と平然と言っていた...。
ウチの玄関ドアはやや重レベルだけど、クローザーなんて調整しないので、結構バタンと閉まるようになっていた。
一応、無茶好きな子供が居るので調整することに。
ウチのクローザーは調整穴が2つ。ここにプラスドライバーを突っ込んで調整する。
右写真はクローザーのアップ。上の方の左右の小さい黒い丸が調整ネジのある穴。
ウチのは、右穴がドア開きの大きい時の閉まりスピード調節で、左穴がドア開きの小さい時の閉まりスピードの調節。
穴の中のネジは、右に回すとゆっくりに、左に回すと速くなる。
で、右穴は中くらいのスピードに、左穴はかなりゆっくりのスピードに調整。急いで閉まることより安全優先セッティングに。ちょうど指が挟まるかどうかぐらいで1回止まるような感じに。
開き戸の蝶番側につけるガードというものが世の中にはあるらしいが、実物はその時テレビで初めて見た。かみさんは、よく行く小児科にあると言ってた。もう少しメジャーな商品になっていても良さそうな気が。
あと、そのETV特集の中で、オーストラリアで子供の事故が最も多いドアは、自動車のドアだそうで、50%くらいを占めていた。電動のスライドドアなどはセンサーが正常である限り危険度は小さいのだそうですが、力を入れて閉めるドアやスライドドアは、安全確認をちゃんとしないといけません。
