30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

簡単、ズッキーニ

2007-06-12 | その他
ズッキーニに初挑戦している。名前だけはよく聞き、実物を見ているのだが、わが家ではこれを使って惣菜を作ったことはないし、外食では知らないうちに口に入れたことはあるのかもしれないが、食べたという記憶はない。
そこで興味本位に初栽培。新たに借りた【プラス20坪の菜園】で作ることにした。むずかしいものと勝手に思い込んでいたのだが、これが意外や意外、こんなに簡単だとは思わなかった。
マルチしたウネに買ってきた苗1本を定植した。その生長は勢いがある。花が早くも咲いているのは知っていたが・・・。
「えっ、もうできたの!」
見た目はキュウリとそっくりな姿が2本できていた。ズッキーニは早めの収穫がいいというからすぐに切り取った。やはり最初は、ズッキーニといえば定番の「ラタトゥーユ」か。どんな味になるのか。楽しみだ。

ズッキーニはカボチャの仲間。カボチャは大きく分けて、日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類に分けられる。ズッキーニはペポカボチャだ、こんなことはじめて知ったよ。


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夏がくれば…メロン?

2007-06-11 | その他

初めて栽培のプリンスメロン。新たに借りた【プラス20坪の菜園】で挑戦している。育て方の要領がわからないので手引書が頼りだ。ビギナーズラックで豊作に恵まれるかなと期待している。

手引書で学ぶことは整枝・誘引をどうするかだ。こうある。
「本葉が4、5枚のころに親づるを摘心し、節から出てきた生育の良い子づるを3本残し、ほかの子づるは早めに摘み取る。残した子づるはY字型にして15~25節で摘心し、孫づるを伸ばす。子づるの5節目までの孫づるは早めに取り除き、6節以上の孫づるに着果させる。果実の着いた孫づるは2節で摘心し、ひ孫づるは放任してもいいが混雑するようなら摘心する。果実が鶏卵の大きさになったころに形の悪いものを取り除き、子づるに2~3果を残す」
そうか、果実は孫づるに着んだ。ふーん、ここが肝要なんだろうな、と。

実物の苗を見ながら、親づる、これが子づる、孫づると確認しながら作業を進める。手引書どおりにはいかないもので、適当にやっていく。はたしてあのプリンスメロンができるのかどうか。じつはあまり自信がないのである。

□これがプリンスメロンの雌花

□横から見た雌花

□うまく着果したのか。まだまだわからない。


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交配で確実に

2007-06-10 | カボチャ

先週に続いて、けさもカボチャの交配をする。人工交配をすると実を結ぶ確率が高い。この作業はなんとなく楽しいものだ。交配は朝がいいという。雌花と雄花がちょうど咲いていた。もちろん片方だけでは駄目だ。めしべの柱頭におしべをこすりつける。先週に交配したものは、もうカボチャの模様を見せてきている。雷鳴が近づいてきた。慌てて家に帰る。土砂降りになった。

カボチャはズッキーニをのぞいて3種類作った。いずれも西洋カボチャだ。親づる1本と子づる1本だけの2本仕立てにしている。親づるをピンチして子ずるを3本ぐらい伸ばして栽培する方法もあるのだが、西洋カボチャは親づる栽培がいいというのでそうしている。ピンチとは、葉や枝の先端部分の芽を取り除いてわき芽の生長を促す。摘心ともいう。

□雌花が次々と咲いて豊作を予感させる。

□先週に交配したもの。早くもすっかりカボチャらしくなった。


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ラズベリー熟す

2007-06-09 | 果樹

けさのことだ。 「いつのまにこんなに赤くなったのだろう」。ラズベリーを見ると、ついきのうまで灰色だった実がいつの間にか赤く色付いてきている。一部は収穫できるまでに真っ赤だ。あまり気にとめていなかっただけにこの変化に驚いた。ラズベリーの収穫はいつもならちょうど梅雨入りの時期になる。今年は梅雨入りが遅れているようでそれで目を向けなかったのかもしれない。確かに平年なら梅雨入りしているはずで傘をさしながら収穫したりする。
あわてて収穫をはじめた。中旬すぎまで続く。ラズベリーの収穫は楽しい。その場に身を置くこと自体とても豊かな気分になる。

□収穫したラズベリー。

 

□熟したラズベリー。

□真ん中、次いで左、そして右と、こんな具合に熟していく。

 


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活着したよ

2007-06-08 | その他

サツマイモの苗が活着した。新たに借りた【プラス20坪の菜園】に定植したのだが、初挑戦だけに”挿し木”したサツマイモの苗が活着してくれるのかだいぶ心配した。乾燥させないように”わら”をかぶせた。大丈夫だろうか。いつの間に活着したのだろうと思えるくらい、しおれてすっかり元気をなくしていた葉がしゃきっとした姿になった。活着したんだと、これで一安心した。
こんな簡単にサツマイモは活着するのか。いかにも生命力がありそうだ。そんな印象だ。サツマイモは無肥料で育てたほうがいいと知った。後の祭りだった。いまのウネにはサツマイモを植える予定がなかったので鶏ふんをたくさん入れてしまっていた。これがこんごどう影響してくるか。

□活着して元気になったサツマイモの苗

 

□苗を定植したときは、乾燥しないようわらをかけた。来年からは挿し木したらすぐにこれをしよう。効果大だ。


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憎っくき害虫

2007-06-07 | トウモロコシ

トウモロコシの害虫退治。
トウモロコシ栽培で気を付けるのは害虫のアワノメイガだ。放っておくと茎も実もぼろぼろになってしまう。夏に長期間留守にして久しぶりに畑に行くとこんな惨状にぶつかる。ここまで育ててきたのにと、思い切りがっかりしてしまう。アワノメイガ憎しである。

雄花が出てきた。生長が早いものだなあと感心してはいられない。すぐに大敵であるアワノメイガを退治するためトレボン乳剤を1000倍に薄めて、この雄花に散布した。1週間隔で2、3回散布するのだが、幸い?にも薬剤をかいくぐって生き残ると茎に入り込んで食害する。小さな穴から粉を出すから、そこにアワノメイガが潜んでいる。すぐ分かる。カッターナイフでその穴を縦に切ってやるとヤツがいる。取り出して捕殺する。おいしいトウモロコシを食べたいのならこれをまめにやるしかない。

□トレボン乳剤の1000倍液をつくる。

□希釈液を雄花の上からかけてやる。


□今年は新しく借りたプラス20坪の菜園にもトウモロコシの種をまいた。害虫退治がトウモロコシ栽培の肝要なところ。

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お赤飯に付きものは?

2007-06-06 | その他
ササゲの種をまいた。私にとってササゲといえばお赤飯になる。
この年になってもお赤飯が好きだ。デパ地下や地域のお祭りで見かけるとつい買いたくなる。祝い事があって家内が炊いてくれたときなんか、余りものを冷蔵庫に入れておいて毎日食べられるのを楽しみにしたりしている。

お赤飯にはアズキでなくササゲを使うんだよ。そう家族が言っていたのを小さいころの話なのに妙に覚えている。お赤飯の豆は、アズキは煮ると皮が破れやすく(身が割れやすく)ご祝儀には不吉だから、皮が破れにくいササゲを使う。だからお赤飯の豆はどこでもササゲを使うものだとこれまで思い込んできた。家内も同じ地方の生まれなのでお赤飯にはササゲを使う。しかしこれが違った。ササゲを使う地域は北関東ぐらいなもので、おおかたはアズキを使っているというのだ。ほんとうかしら。知らないことばかりだ。

新たにプラス20坪の菜園を借りた。耕地に余裕ができて、これまで作れなかった作物を作れるようになった。ササゲもその一つだ。ササゲには2種類ある。一つは若サヤをキヌサヤと同じように食べるもの。十六ササゲ、三尺ササゲ、五尺ササゲなどがある。もう一つは、豆をとるもの。金時ササゲ、アズキササゲ、ウズラササゲなどだ。ササゲというと普通に後者のササゲだと思っていた。だから若サヤを食べるササゲがあるなんて知って驚いた。これはインゲンの後作にいいという。それではと両者を作ることにした。まだ間に合う。前者は「三尺ササゲ」、後者は「金時ササゲ」を選んだ。

両者の種の「色」を見比べる。写真では判断できないのだが、お赤飯に使う「金時ササゲ」のほうが断然いい色をしている。道理でお赤飯にするといい色が出るというのもわかる気がする。形もこちらの方がいい。

□若サヤを食べる種類。「赤種三尺大長」(タキイ種苗)。きょうポットと畑の両方に種をまいた。



□豆をとる種類。「金時ササゲ」。まさにあずき色。じつにいい色をしている。こちらのほうはすでにポットにまいたものに芽が出た。先週末に畑に定植した。



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暑いさなかにチョッキン、チョッキン

2007-06-05 | 下仁田ネギ

この週末は、タマネギの収穫だけでも疲れるのに、わが猫額庭のモッコクの生け垣の刈り込みまでしてしまった。疲れることはわかっているのに、せっかちの性分だから目の前にあることをやってしまわないと気がすまない。
来週にでもやろうかなと考えていた。ところが、
もしかしたら登山に行くかもしれない、いまのうちに片付けておくと後が楽だなと思ってしまう。それではと日曜の暑いさなかに刈り込みを始めてしまった。何十年もやっている作業などで手馴れたものだ。脚立に乗ってチョッキン、チョッキンと刈り込みはさみを使う。作業中に「うまく切りそろっているかな」と脚立からおりて全体を眺める。それを繰り返す。植木職人気取りだ。

この刈り込み作業は暑い中でも夢中になってはさみを使っているから苦にならない。それにうまい具合に刈り込みができると「うまいものだな」と満足感もある。
しかし、刈り込みが終わったあとがいけない。刈り込んだ葉や枝の後始末が面倒になる。ほうきで掃いて集める。この作業はいつもは家内に手伝ってもらうのだが、この2、3日遊びに出かけてしまって留守にしている。自分でやるしか仕方ない。大きな袋が葉と枝でいっぱいになった。これを畑に運んだ。これですべてが終了。
「やはり来週にすればよかったかな」
畑仕事でいい加減疲れていたので、さすがにまいった。

■ビフォー

■アフター


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400個はさすがに多すぎる

2007-06-04 | タマネギ
週末の2日間は畑仕事と庭仕事で働き過ぎた。次から次とやることが出てくる。さすがに疲れた。もう少し手加減しないと体がもたない。日曜夜はパソコンに向う気力がなく早々に寝てしまった。畑ではタマネギの収穫作業に追われ、庭仕事のほうは生け垣の剪定作業だ。

■タマネギの収穫
月 曜の今日になっても手がタマネギ臭い。週末の2日間はタマネギを収穫した。種をまいてから9カ月。品種は「O.P黄」と「ネオアース」の2種類。合わせて 400個はある。自家消費するにはさすがに多すぎる。出来は昨年と同じくらいいい。満足いく出来だ。収穫は葉が倒れてからだ。ところが来週ぐらいから梅雨 入りという。今週は天気がいいから、いまのうちに収穫してしまおうと急に思い立つ。
土曜日に「O.P黄」を、日曜日には「ネオアース」を抜く。そのまま畑に置いて乾燥させればいいのだが、私は週末しか対応できない。畑で葉を切って家に持ち帰り、物置と庭先で乾燥させることにした。
貯蔵は「O.P黄」が12月までだが、ネオアースは来年2月までできる。だからこれを選んだ。

□写真はネオアース。3日朝に引き抜き、一日畑で乾燥させてから葉を切って夕方に家に持ち帰る。

□この2、3日は天気がいいので、家の庭先で乾燥させる。


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朝は雌花と雄花の交配

2007-06-02 | カボチャ

今朝は6時前から畑に立つ。
【30坪の菜園】
▽カボチャの交配をする▽雑草取り。これが疲れる▽ニガウリの摘心▽ナス、ピーマン、トウガラシの行灯囲いを取り払う。大きくなった。
【プラス20坪の畑】
▽エダマメの芽が出る。欠株のところを補充する。
▽新たに借りた20坪の菜園の土が悪いので30坪の畑から野菜クズを移して地中に埋める。こうやって少しでも土をよくするのだが、何度も往復して大汗をかく。
▽ササゲの種をまく。

■カボチャの交配。
カボチャの雌花と雄花が出た。すぐに雄花の花粉を雌花につけてやる。交配は朝がいいというからちょうどいい。確実に交配するため雄花の花をとってオシベを雌花のメシベに花粉を付けてやる。

▽雌花の雄花の花粉をつけているところ。上が雌花で下が雄花だ。

▽雌花は丸い子房をつけている。これで雌花と雄花を区別できる。




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もう6月なんだ

2007-06-01 | その他
遠くにいってしまった春を惜しむ。いよいよ6月。山を歩いたり畑をやっていると、時の過ぎるのが早い。つくづくそう思うのは、常々考えることだが、登山も百姓もいつも季節を意識し、先取りしているからだろう。

【30坪の菜園】

葉菜類の収穫が続く。キャベツ、赤チシャ、玉レタス。
▽タマネギ。葉が倒れてきた。収穫してもいいよ、というサインだ。ピンと直立していた茎が突然グニャと腰砕けになる。面白い。収穫するには全体の6割、7割が倒れなければならない。もう少しだ。今週になるのか、それとも来週になるのか。タマネギはよく盗まれる。昨年は隣の畑のタマネギがやられた。私の畑も今年は農道沿いに植えつけてある。手を伸ばせば簡単に持ち逃げできる。やはり少し盗まれている。


▽エダマメ。花が咲いた。ごく小さい。よく見ないと花なのかどうかわからない。なんとなくビンボー臭い。ここからあのエダマメが育ってくる。なんとも不思議だよね。



▽サンチュ。隣の畑の人からいただいた。サンチュは焼肉を巻いて食べるもの。そんな印象しかない。早速そうやって食べた。これがうまかった。


▽サトイモ。芽がなかなか出てこない。やきもきさせられる。やっとこさ出てきたのだが、なかなか揃わない。


【プラス20坪の菜園】
新たに借りた20坪の菜園。やはり土がよくない。これから改良していかなければならないが、半面、これからの努力でどのように変わるかそれも楽しみだ。
▽サツマイモ。定植したものの活着するかどうか心配したが、うまく活着したようだ。サツマイモは強い作物だ、ということを実感としてわかった。
▽エダマメ。一列に直まきしたのが発芽した。きれいに揃った。
▽トウモロコシ。これも直まき。芽が出てきた。

新しく借りたこの畑はやはり土がよくない。当面はこの畑に植え付ける作物を選ばなければならない。

【わが猫額庭】
モッコクの生け垣。やはりハマキムシが出てきた。葉を巻いて枯れさせるので見た目も悪くなる。これまではスミチオン乳剤を散布していた。種苗店に相談したら「トレボン乳剤」を勧められた。
ハマキムシに噴射する前に、ツバキにチャドクガを発見。うじゃうじゃいる。早速にこの薬剤を試す。効き目抜群だった。


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