30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

思いきり広いところで育ててみたいカボチャ

2012-06-03 | カボチャ

ナスやトマトなどの果菜類が元気になってきた。気温の上昇に敏感に反応する。ここぞとばかりに成長をはじめる。カボチャも例外ではない。苗を植えつけてからずっと「あんどん型ビニール囲い」をして保温していた。畑に行くたびに、どんなもんかと上からのぞく。そのたびにぐいぐいと伸びてきているのがわかる。

とうとうツルが伸びてあんどん囲いを越えてしまった。こうなるもう保温は不要だ。ということできのう「あんどん型ビニール囲い」を取り払った。窮屈な思いだったろう。一気に開放されてきっと清々した気分でいるだろう。

カボチャはいつもは2株を植えつけるのだが、ことしは3株になった。狭い菜園だからつる物はなんでもそうでスペース確保に苦労する。ふと隣りの農家の畑を見る。私の菜園に比べれば何十倍もの広さがある。そこに余裕綽々といった間隔でカボチャを点々と植えつけている。なんともうらやましい眺めだ。これに比べて私の菜園ときたらぎゅうぎゅう詰めでまったく余裕がない。まさに地主と小作の対照を見るようだ。ふーん、おれも一度はこんな広々とした畑でカボチャを植えつけてみたい、わが家のカボチャにもたまにはいい思いをさせてあげたい、とつくづく思う。

カボチャの品種は、「近成えびす」と一昨年自家採種した「ほっこりえびす」。3株のうち、1株は親づるを残し、残りの2株は親づるを摘心して子づるだけにした。最初だけはきちんとやるがあとは放任である。これは私の性格で、あきっぽいのといいかげんなのところが出る。

それでもきちんと何個かの実をつけてくれる。カボチャは豊作だと始末が悪い。そういいながらも、家庭菜園で3株も植えつけるなんてどういうことだ、なんていわれてしまいそうだ。たまたま芽が出てしまい、不要な苗を捨てるがもったいなくてこうなった。カボチャは収穫に追われるよりも、食べたいとき畑に行くと実がなっているくらいがいい。とはいえ、ことしの夏はうまく行けばの話だが、そんなに都合よくはいかなくなる。


         

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