夏まきのニンジンを収穫できるようになった。
7月中旬にタネをまいた。収穫予定は150本。11月7日に初収穫。5寸ニンジンだが、たぶん11月を待たないで10月中に取ってもおかしくないほどの生育ぶりだ。
ニンジンは春まき夏どり、それに夏まき秋冬どりの年2回作っている。味は秋冬どりのほうが断然うまい。
ニンジン栽培は発芽をそろえることができれば成功したも同然。すっかりその術を身につけたので、まず失敗することはない。この夏もそうなるはずであった。
間引きしやすいように15センチ間隔の穴あきの黒マルチを敷いて、そこにタネをまいていく。一斉に発芽したのは確認できた。問題はそれからだ。3、4日するとどうもおかしい。発芽したはずなのに、ところどころ順調に伸びてこない。いつのまにか消えてしまっている。原因は虫かなと思っているのだが特定できない。
仕方ない。発芽しない箇所にまきなおした。2度手間は久しぶりのこと。面倒でもやらなければいけない。暑い盛りだが。
なんとか全部の穴からの発芽を確認できた。てこずった、そんな感じであった。こんな面倒なことがあったのだが、収穫した姿を見ると形はそろってはいないがまずますの出来だ。あの暑い盛りの苦労はあったものの、あきらめずにやり遂げたことに満足している。