日が長くなってきた。このところそう実感する。毎夕、ウオーキングに出て、1時間から1時間半ほど歩く。歩数にして8千歩から1万歩になる。家に戻るのが5時ごろ。真っ暗だったのが、しだいにうす暗い程度になってきた。日の入りは調べてみると冬至から20分ほど遅くなった。春に向かって歩んでいる。そう思うと気分はいい。梅のつぼみだって花芽がはっきりしてきた。
NHKニュースで、暖冬の影響で前橋の農家のホウレンソウが大きく育ち過ぎたのを報じていた。なんとそのホウレンソウがわが家と同じチヂミホウレンソウだった。
わが菜園のチヂミホウレンソウも育ち過ぎの傾向にある。チヂミホウレンソウは寒さにあたればあたるほどに葉は厚くなり甘みが増す。厳寒期のいまが一番うまくなる。じつにうまいのである。いまやホウレンソウといえばチヂミホウレンソウというほどの存在になっている。
このまま暖冬が続くと、旬のいまごろは育ち過ぎて食べられなくなるのではと心配した。ところが1月に入ると寒さが戻ってきて、生育が抑えられたのだろうが、それでもやや育ち過ぎではあるのだが、十分に食べられる状態になっている。さすがにホッとした。
ホウレンソウは毎日のように食べている。タネは60mlまいたのだが、うまい具合に発芽が揃ったおかげで毎日のように食べてもまだまだ残っている。残っているから毎日食べるのか、うまいから毎日食べるのか。どっちともいえる。このぶんだといくらがんばっても食べきれないと思う。