春がきて元気を取り戻したタマネギ（３月３日）
タイトルに有名な歌詞を借用した。最初に思い付いたタイトルは「春になって君はきれいになった」であった。待てよ、どこが聞いたような感じがするぞ。やっぱり歌詞にあった。こちらのほうがぴったりくる。
いまのタマネギを見ているとその様子がこの歌詞にぴったりなのである。菜園でまっさきに春の到来を教えてくれるのがタマネギ。２月中下旬ごろから、急に葉に青みが増し、しだいに鮮やかになる。それまでは寒さに耐えて、姿もさえず、色もくすんでいた。それが春モードにスイッチが入り、見違えるほどの容姿に変わる。彩度が上がった分、生き生きとして明るくなる。君はきれいになった、とつい言いたくなるほどに。
タマネギは苗を育てることがかなり難しい。その半面、苗を植えつてしまうとあとは放ったらかしでいい。栽培の難易度が極端である。
寒害に遭うこともなく無事に冬を越した。あとは６月の収穫を待つだけ。しかしこの３年ほどは収穫近くになると乾腐病などの病気が発生し、かなりの量を廃棄せざるを得なかった。畑に病原菌がはびこってしまったのか。そこで長いことタマネギを作っていない場所に移した。ことしはどうなるのか。
登山と菜園のページ
