30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

サツマイモが毎日の昼食後のデザート

2018-10-01 | サトイモ

農家から買った5品種のサツマイモ

台風24号はこわかった。午前零時を過ぎると安普請のわが家がいまにも吹き飛ばされるではないかと心配するほどの強風になった。真夜中だけに一晩中まんじりともせずに台風が通り過ぎるのを待った。朝ごはんの後すぐに菜園に。強風で縦のものがみんな横になり、葉が擦り切れて傷んでいた。壊滅的な被害ではなくほっとしたものの、かなりのダメージを受けた。元に戻るのを待つほかない。

こんかいはサツマイモの話。飲んべえのくせして甘いものが好きといういわゆる甘辛両刀遣いである。とくに昼ごはんのあとはきまってなにか甘いものがほしくなる。習慣となっている。なにか食べないともの足りなく、饅頭でも今川焼でもなんでもいい。

いま、毎日の昼ごはんの後に食べているのがサツマイモ。知り合いの農家から収穫したばかりの「紅あずま」をたくさんいただいた。かなりの量だ。普通なら追熟させてから食べるのが普通なのだろうが、すぐに蒸かして食べている。たしかに取れたてだからそれほどの甘さはないのだが、あまり甘いのは苦手だから、ほどほどの甘さがかえってちょうどいい。

菜園ではサツマイモは作っていない。30数年やっていて作ったのは一度きりだ。サツマイモ栽培に適している無肥料のスペースを確保するのは狭い菜園でむずかしいからだが、そんな土地があれば栽培そのものは簡単といっていい。

サツマイモを毎日食べていると、いつもの気まぐれから俄然気になりだした。菜園の周囲にはサツマイモ栽培農家が何軒もある。千葉、茨城は鹿児島につづいて栽培が盛んな土地だ。その栽培農家にサツマイモのいまをいろいろ尋ねた。集中して聞くとかなりの情報を得ることができて、もういっぱしのサツマイモ通になったつもりでいるのがわたくしの浅はかさ。そうと自覚しながら、たまにはサツマイモを作ってみるのもいいかなとその気になっている。

サツマイモといえばなんとかの一つ覚えで「紅あずま」となるが、品種はかなり多く、人気の品種だってある。そこで菜園近くの栽培農家の収穫現場で数種類を買って味見をすることにした。
「紅あずま」「紅はるか」「安納芋」「シルクスイート」「金時芋」の5品種。さらにスーパーマーケットに行けば、買わなくてもいいものをまた買ってしまうから貯まる一方だ。

いま台所の隣りの収納スペース、パントリーというらしいが、そこには段ボール箱にサツマイモが貯蔵されている。いただいたものと買ったもの、あわせるとかなりある。これからも当分の間、昼ごはんの後のデザートはサツマイモばかりということになる。いまのところは飽きもしないでせっせと食べている。


     
    気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする