K.テツのひとりごと

行動記録、趣味の話などを書いてゆきます

映画「ドラゴンタトゥの女」

2012年02月19日 | 日常のこと

 映画「ドラゴンタトゥの女」を見てきました。先週の日本経済新聞のコラムでほめていたので、ぜひとも見てこようと思ったのです。そのコラムではないのですが日経のエンタメサイトでも”圧倒的な映像量と疾走感。『ドラゴン・タトゥーの女』は、“デヴィッド・フィンチャーの映画”として映画史に記録される事になるだろう。”とべたほめです。

 映画の内容は日経のエンタメサイトの通りです。R15+指定なので凶暴なシーンはあるのですが、スリルとスピード、映像と音楽が素晴らしくあっという間に158分が過ぎてしまいました。

 You tubeにあった予告編です。オフィシャルサイトのものと違いますね。

 原作はスウェーデンの作家スティーグ・ラーセンの『ミレニアム』(Millennium)という推理小説。「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」から成る三部作です。6冊の文庫本になっていますので早速読んでみます。また続編が楽しみになりました。

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確定申告

2012年02月18日 | 日常のこと

 2月16日から確定申告が始まりましたが、早速16日に済ませてきました。国税庁のHPの確定申告作成コーナーを利用することにより申告書の作成が簡単にできます。申告に必要な書類さえ保存しておけば、パソコンで数値を記入して行くだけで、計算は自動的に行われます。必要書類を貼付して完成。あとはパソコンで印刷すると提出用と控え用の書類ができあがるので捺印をして提出するだけです。

 私は昨年6月に会社員生活を終え年金生活に入ったため、今後毎年確定申告が必要になりますが、今年作成したデーターを保存しておけば、来年申告するときには個人に関わるデーターなどを活用できるというのも便利な点です。

 e-Taxを利用すると、インターネットで申告できたり、添付書類を省略(5年間の保存は必要)できたり、還付がスピーディーに行われるなどのメリットがあるようですが、まだ行っていません。e-Taxを行うには電子証明書の取得やICカードリーダーライターが必要ですが、行った年には所得税額から最高4000円(平成24年分については最高3,000円)の控除を受けることができるので来年はチャレンジしてみようかと思っています。

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講演「中世の尼崎」

2012年02月17日 | 講座・会合

 2月15日18時からホテルニューアルカイックで『中国古典に学ぶ会』平成24年総会および記念講演会がありました。

 記念講演は神戸大学大学院人文学研究科教授の市澤哲先生による『中世の尼崎』でした。先生は尼崎生まれで小学校1年生まで三反田に住み、その後神戸市に移られたのだそうです。専攻は日本中世史で特に鎌倉末期から南北朝内乱期の政治史だそうです。

 レジメと資料集を用いての講演はとてもわかりやすく、中世の尼崎の人々の姿が浮き彫りのようによくわかりました。以下に要旨を記します。

・首都京都の外港的な役割と西日本と京都を結ぶ要衝であった尼崎には、それに関する豊富な資料があり、歴史的な特質を押さえることが出来る全国的に見ても希有な地域である。

・平清盛の信任が厚かった清盛の腹心藤原邦綱(平家物語では悪人として登場する)の寺江山荘(大物より上流の神崎川沿いに位置していた)を例として、諸資料から尼崎の地政的位置づけを考えると ①尼崎は京都と福原や西日本の中継点として重要視されていた。 ②寺江山荘も実態は「山荘」というよりも臨海のターミナル(あるときは国際港の位置づけ)であった。

・京都や奈良の権力者たちにとって尼崎は近距離にある海辺の直轄地という意味を持っていた。尼崎の住人は複数の権力(摂関家、東大寺など)と関係を結んでおり、そのチャンスを活かして様々な特権を得たりしながらたくましく生きていた。

・尼崎には農、漁業者のみならず、材木商、木工建築技術者、檜物業者や問丸・金融業者など様々な生業をを営む人々が存在した。またその技術力、集散緑、財力はかなりのものだった。

・大覚寺に残る文書からは、住人たちの結合は強いながらも閉鎖的ではなく、外来者に開かれた地域であった。

・中世の尼崎を長期間単独で支配した権力は見当たらない。単独で支配するには尼崎の公共的な場としての性格が強すぎたためかもしれない。

 講演時間の70分があっという間に過ぎてしまいました。

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燦の会洋画展

2012年02月16日 | 展覧会

 2月14日から19日まで西宮市立北口ギャラリーで開催されている燦の会洋画展に行きました。出品している友人から案内状を頂きました。

 友人の出品作品のうち一番サイズが大きいものはカンボジアのアンコールトムのバイヨン寺院のクメールの微笑みを浮かべた四面仏の絵です。力作でした。

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ワンコインコンサート 水谷桃子 ~情熱のヴィルトゥオーゾ・ピアノ~

2012年02月15日 | 音楽

 昨日兵庫県芸術文化センターで開催された ワンコインコンサート 水谷桃子 ~情熱のヴィルトゥオーゾ・ピアノ~ を聴きに行きました。

パンフレットとプログラムです。

 

 

 ワンコイン・コンサートはファン層の裾野の拡大のため、新進気鋭の音楽家による60 分のコンサートを平日の昼間に開催し、広範囲に集客を図ることを目的としています。

 水谷桃子さんは神戸生まれ、神戸育ちのチャーミングなお嬢さん。わずか16歳という若さで、第77回日本音楽コンクールで第1位になった音楽家で、現在東京芸術大学の2年生です。

 最初の2曲はバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータをピアノ演奏用に編曲したものですが、方やラフマニノフ(ロシア)、もう一方はブゾーニ(イタリア)で、ロシア人とイタリア人の編曲の違いを聴いてほしいということで選曲したそうです。この2つの曲はヴァイオリン演奏でも曲想は大きく異なるのですが、ピアノ版でも編曲者によって、こんなにも異なるのかと思いました。

 ベートーヴェンのピアノソナタ30番は水谷嬢によると「ベートーヴェンの32曲のピアノソナタの内最も美しく、老貴婦人があきらめと満ち足りの感情で振り返っている」感じなのだそうだ。確かに曲は内省的な感じだ。

 次のプロコフィエフのバレエ「シンデレラ」から”愛をこめて”はバレンタインデーのプレゼント。

 最後のヴェルディのリゴレットの歌曲ををリストが編曲したもの。

 選曲も演奏もとても良いと思いました。水谷嬢の今後の益々の活躍を期待しています。

 アンコールはショパンの「別れの曲」でした。

 

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家族チョコ

2012年02月14日 | 日常のこと

 今日はバレンタインデー、お菓子屋さんの陰謀の日です。今朝いわゆる家族チョコを頂きました。家内、娘、家内の母からのものです。感謝、感謝。

 

 

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ジョン J.レイティ著「脳を鍛えるには運動しかない!」

2012年02月13日 | 雑誌・本

 ジョン J.レイティ著「脳を鍛えるには運動しかない!」を読みました。

 専門用語も多く、また340ページにわたるかなり大部の本ですが、内容が面白くあっという間に読んでしまいました。

 いろいろな実例や学術研究論文などを引用しながら著者が強調しているのは「運動は脳の機能を最善にする唯一にして最強の手段だということ」で、それは何百という研究論文に基づいており、その論文の大半はこの10年以内に発表されたものなのだ。 

 本書は 第1章:革命へようこそ―運動と脳に関するケースステディ 第2章:学習―脳細胞を鍛えよう 第3章:ストレス―最大の障害 第4章:不安―パニックを避ける 第5章:うつ―気分をよくする 第6章:注意欠陥障害―注意散漫から脱け出す 第7章:依存症―セルフコントロールの仕組みを再生する 第8章:ホルモンの変化―女性の脳に及ぼす影響 第9章:加齢―賢く老いる 第10章:鍛錬―脳を作る という構成で、運動は学習の他にもストレスや不安、うつ、注意欠陥障害、依存症、女性が更年期障害を乗り切ったり賢い赤ちゃんを生むためにそしてまた賢く老いるためにも運動がどれほど役立つか、どんな運動がよいかが記されています。

 第9章加齢では運動は①心血管系を強くする ②燃料を調整する ③肥満を防ぐ ④ストレスの閾値を上げる ⑤気分を明るくする ⑥免疫系を強化する ⑦骨を強くする ⑧意欲を高める ⑨ニューロンの可塑性を高める ことにより健康を支えてくれるし 健康な生活を営む三つの柱である食事・運動・知的活動の必要性を説いている。

 私も低強度の有酸素運動であるウォーキングだけでなく、中強度(ジョギング)、強強度(ランニング)や筋力トレーニング(ダンベル)などもバランスよく取り入れて行こうという気になりました。

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映画「日本列島いきものたちの物語」

2012年02月12日 | 日常のこと

 映画「日本列島いきものたちの物語」を見ました。この映画は南北3000kmの日本列島の各地にいる生き物たちの物語です。

 日本を代表する27名の動物カメラマン(岩合光昭 嶋田忠 中村征夫 渕上拳 石井英二 倉沢栄一 新山敏彦 前川貴行 松岡史朗 新井和也 飯島正広 石井輝章 伊藤浩美 大沢成二 小原玲 高橋真澄 多胡光純 塚越賢 津田堅之介 中川達夫 中川西宏之 中村卓哉 野口克也 野沢耕治 林田恒夫 平野伸明 柳瀬雅史 各氏)が2年半にわたって撮影したドキュメンタリーを物語り仕立てに編集した映画です。

 知床半島のヒグマ、釧路湿原のキタキツネ、猿の北限である下北半島のニホンザル、六甲山のイノシシ、小笠原・南西諸島の多様な海の生き物たち、襟裳岬のゼニガタアザラシ、屋久島の猿(と鹿)が一年を通じて織りなす生と死・出会いと別れの物語を中心に、ナゲナワグモ、丹頂鶴、ヤマセミ、ヤマガラなども登場します。

 嵐や大雪など厳しい気候もある中2年半にわたり、美しい映像を撮影したカメラマンたちに拍手です。

 本映画の予告編HPです。

 

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今日の言葉(2月11日)

2012年02月11日 | 今日の一言

「安岡正篤一日一言」 致知出版社より

日本の危機の一原因:

 日本の行き詰まりは意外に速く且つだらしがなかった。その根本的な一原因は、戦後意外に速く復興し繁栄したのに気を好くして、世をあげて小の字のつく者がはびこったことである。小利口者、小才子、小ずるい輩から小悪党など。然しこんな者のだめなことは今に始まったことではない。やはり、おっとしりした、思慮あり、情ある、真面目で勤勉な、頼もしい人間でなければ人が好まない、信用しない。

 これから日本人は心を入れかえて人間を修養し、生活を正し、事業を興さねば、益々危うくなると思う。

 

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中島潔が描く「生命の無常と輝き」展

2012年02月10日 | 日常のこと

 大阪高島屋で開催されている 風の画家 中島潔が描く「生命の無常と輝き」展に行きました。

パンフレット(表、裏)です。

 

 風の画家と呼ばれる中島潔画伯が5年の歳月をかけて描きあげた、集大成といえる清水寺成就院に奉納した46面のふすま絵。テーマはかぐや姫、風の故郷(ふるさと)、大漁です。どれも素晴らしい絵ですが、特に大漁の鰯の大群の存在感には圧倒されました。

 そのほか金子みすずの詩の世界を描いた作品群、源氏物語を描いた作品群など代表作約100点が展示されていました。

 中島潔画伯の世界に浸りきりました。

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