一昨日のブログの続きです。国立奈良博物館から東大寺戒壇院 戒壇堂へ。
保存修理及び耐震化工事の為、令和2年7月から公開を一時停止していましたが、昨年令和5年10月1日から3年ぶりに戒壇堂の拝観が再開されました。
戒壇堂は学生時代から馴染みがあるお堂です。大学時代に関西に来るときには必ず東大寺の戒壇堂の「四天王像」と、秋篠寺の「伎芸天立像」に会いに来ていました。その後も東大寺に立ち寄るたびに戒壇堂を訪れていました。
山門(四脚門)、戒壇堂、受付で頂いたパンフレットの表紙です。
洞内は中央の多宝塔(木造の釈迦如来、多宝如来の2仏像を安置)を守るように四隅に国宝の塑像である持国天、増長天、広目天、多聞天が邪鬼を踏みつけてお立ちになっています。
厳しい眼差し、静と動のお姿の美しさ・・・、まさに天平彫刻の最高峰ですね。回廊を回って拝観するのですが、訪れる人は少なく時間が経つのを忘れてしまいます。
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