一昨日のブログの続きです。
海龍王寺(下の地図の緑色の丸)から西へ平城宮跡に進みます。地図の薄緑色は「国営 平城宮跡歴史公園」を示しています。
歴史公園です。広々としていますね。「特別史跡 平城宮跡」の看板が出てきました。大正11年に史跡に指定、昭和27年に特別史跡に指定されています。
(奈良市HPより抜粋)平城宮は、奈良の都・平城京の中央北端に造営された宮城で、東西1.3km、南北1km、面積120haの広さがあります。外周を築地大垣でかこんだ内部には、国の政治や儀式をとりおこなう大極殿(だいごくでん)・朝堂院、天皇の居所である内裏(だいり)、行政機関であるさまざまな役所、宴会をもよおす庭園などの施設がありました。
これらはみな木造建築だったので、地上の構造物は失われていますが、地下の遺構は良好な状態で保存されています。1955年から発掘調査がはじめられ、その成果にもとづいて、1998年に朱雀門と東院庭園、2010年に第一次大極殿が復元されるなど、遺跡博物館としての整備も同時にすすめられています。
特別史跡に指定されています。(抜粋終わり)
前方に2010年に復元された第1次大極殿が、南側に1998年に復元された朱雀門が大きく見えてきました。
第1大極殿です。下の写真手前の階段は出口、奥の階段は車いす用、入り口は車いす用階段の奥にあります。
太極殿のないぶです。
上部の壁には東西南北に「青龍」「白虎」「朱雀」「玄武」の四神、十二支が配されています。上村淳之画伯が描かれたもの。
高御座(天皇がお座りになるスペース)です。京都御所に現存する高御座を参考に造られました。
屋根の上の鴟尾と大棟中央飾りの模型です。
南側の景色です。第一次大極殿の復原整備の一環として、2022年3月に落成した大極門(南門)が見えます。
東側の景色です。
平城宮跡を後にして、近鉄西大寺駅に向かいました。
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