3月23日(土)、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールに ワンコインコンサート 次田心平 with 外囿祥一郎 ~テューバ&ユーフォニアム を聴きに行きました。
パンフレットとプログラムです。
テューバとユーフォニアムというあまりメジャーではない楽器のワンコインコンサートです。しかし大ホールは大入り満員の盛況、演奏するお二人は「ビックリ」と言っておられました。
テューバの次田氏はとても恰幅のいい青年演奏家。日本のオーケストラのテューバ奏者は全部で20名程度だそうですが、次田氏は一番大きいのだとか。ユーフォニアムの外囿氏は国内外で活躍されている演奏家です。
ユーフォニアムは1種類だそうですが、テューバは種類が色々あり、今日演奏されるのはF管で重さが6kg、しかし一番大きなものは15kgもあるのです。
1曲目はユーフォニアム、テューバの合奏、2曲目からピアノの藤原亜美さんが加わりました。
2曲目の葉加瀬太郎作曲の「情熱大陸」を次田氏(テューバ)が演奏。次田氏は葉加さんは堀川高校の大先輩だから選んだのだと言っておられました。
3曲目のモンティ作曲「チャルダッシュ」は外囿氏(ユーフォニアム)が演奏。ユーフォニアム独特の柔らかい音色とピアノが良くマッチしとても素晴らしかったです。
4曲目はプログラムにはフォーレの2つのデュオとありますがフォーレのきれいな歌曲「この世のすべての魂」と「タランテラ」でした。5曲目のヴェニスの謝肉祭の変奏曲、6曲目のスパーク作曲のパントマイム(無言劇ではな、くクリスマスのおとぎ話を想像して書いた作品のようです)、最後のウェストサイドストーリーよりの3曲と続きました。
バラエティーに富んだプログラム、難しいテクニックをいとも簡単に演奏してしまう、二人の演奏の力量、楽器の音域を活かしたハーモニー、いずれの曲も素晴らしい演奏でした。大満足のワンコインコンサートでした。
アンコールは①シルヴァー作曲(前田憲男編)ザ・プリーチャー・・・大きいテューバを使用 ②パーバリアンポルカでした。
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