3月23日(木)、国立国際美術館で開催中の 「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」 を観に行きました。
パンフレット(表・裏表紙)です。
(国立国際美術館のHPより抜粋)ドイツ、ベルリンにあるベルリン国立ベルクグリューン美術館は、ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューン(1914-2007年)のコレクションを収蔵展示する美術館として1996年に開館し、2004年から現在の名称に改まりました。本展は、同美術館のコレクション97点をまとめて紹介する日本初となる展覧会です。ピカソの初期から晩年にいたるまでの作品と、同時代に活躍したクレー、マティス、ジャコメッティら、ベルクグリューンが最も敬愛した芸術家たちの優品に、日本の国立美術館が所蔵する11点を加えることで、20世紀ヨーロッパ美術の偉大な足跡をたどります。(抜粋終わり)
ベルリン国立ベルクグリューン美術館が改修工事を行っている期間を利用して企画された巡回展。昨年10月から国立西洋美術展で展示された後巡回してきました。同館の開館以来、主要作品が国外に貸し出されるのは初めて。97作品の内76点が日本初公開です。出展作品の約半数はピカソです。
展示の構成は
序 ベルクグリューンと芸術家たち
Ⅰ セザンヌ ― 近代芸術家たちの師
Ⅱ ピカソとブラック ― 新しい造形言語の創造
Ⅲ 両大戦間のピカソ ― 古典主義とその破壊
Ⅳ 両大戦間のピカソ ― 女性のイメージ
Ⅴ クレーの宇宙
Ⅵ マティス ― 安息と活力
Ⅶ 空間の中の人物像 ― 第二次世界大戦後のピカソ、マティス、ジャコメッティ
となっています。
展示の内容はアイエム(internet museum)のサイトで詳しく紹介されています。
ピカソと並んでベルクグリューン美術館のコレクションの柱となっているのがパウル・クレーの作品で、今回の展覧会では34点のクレーの作品が紹介されています。私はクレーの使用している画材(通常のキャンヴァスに油彩で描いたものは少ない)とともに、独特の造形、色彩に強く惹かれました。
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