阪急塚口駅前を歩いていると、「尼崎伝統野菜はいかがですか」との声。JAの前で武庫一寸ソラマメを売っていたのですぐ購入しました。
早速、グリルで焼いてビールのアテにしました。
この豆は昔から地元では、富松一寸豆と呼んでいたもの。明治、大正、昭和初期が最盛期で、高値で取引されていたそうですが、連作ができない上、都市化による農地、農家の激減により幻の豆となってしまったのです。今では農家の自家用としてだけ栽培されており、その貴重な富松の特産品を絶やさないために、作農家をはじめ「富松豆保存研究会」の方たちが共同畑で栽培してるのだそうです。収穫が済んだ頃、富松神社で「一寸豆祭り」が行われ、多くの人たちが集まり、富松一寸豆が振る舞われます。
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