政府は3月3日、あおり運転や高齢運転者対策を柱にした道交法改正案を閣議決定した。
あおり運転は最高で「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」、違反点数は15点以上で即免許取り消しとなる。
高齢運転者対策は一定の違反歴がある75歳以上に「運転技能検査(実車試験)」を義務付け、「安全運転サポート車(サポカー)」が条件の限定免許も創設する。
今国会中の成立を目指し、あおり運転関連は今夏にも施行の見通し。
高齢運転者対策の運用開始は2022年度をめどにしている。
厳罰化や新制度により、悲惨な事故が相次ぐ交通情勢の改善が期待される。
高齢運転者対策では、一定の交通違反歴がある75歳以上は免許更新時、教習所などで実際に運転して右左折や一時停止などを行う実車試験を受け、合格者はさらに認知機能検査を受ける流れ。
違反歴は信号無視や大幅なスピード違反などを想定。
実車試験で不合格ならば免註更新できないが繰り返し受検可能とする。
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