5月に三重県で開かれた主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)から半年を迎え、共同通信社が同県志麿市の住民ら137人にアンケートした結果、サミット効果を「期待外れ」「当初から期待していなかった」と答えた人が計60%近くに上った。
アンケートは11月15~18日に志摩市の街頭で実施し、10~90代の男女が回答した。
開催効果を「期待通りか期待以上」と答えた人は29.2%、「期待していなかったが期待以上だった」が13.1%だったのに対し、「期待はずれ」が35.8%で「当初から期待していなかった」21.9%と合わせ57.7%に達した。
期待はずれだった点を複数回答で聞いた結果、「日本人観光客の増加」が最も多く、次いで「伊勢志摩の知名度向上」「外国人観光客の増加」の順だった。
サミット前と現在のにぎわいの変化を聞いた質問では「開催前はあったが今はない」と答えた人52.6%だった一方、「(にぎわいは)今も続いている」と
の回答は28.5%にとどまった。
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