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農業従事者 2015年から22%減 65歳以上が7割

2020年12月01日 | 農業

農林水産省が11月27日発表した2020年の「農林業センサス」(速報値)によると、農業を主な仕事とする「基幹的農業従事者」は136万1千人で、2015年の前回調査と比べ22・5%、39万6千人減少した。

65歳以上が占める割合は69・8%となり、4・9ポイント上昇した。

比較可能なデータがある1985年時点の346万人から一貫して減少が続いている。

基幹的農業従事者の平均年齢は0・7歳上昇して67・8歳。

高齢で農業をやめる人が多いことが影響し、担い手確保が課題となる。

農水省は今回調査から、これまで農業人口を把握する主要指標として使われてきた「農業就業人ロ」の集計をとりやめた。

担当者は理由について「高齢者で年に数日だけ手伝って、他の時期は農業をしていない人も含まれ、理解しづらいためだ」と説明している。

農家や法人、農協を合わせた農業経営体は21・9%減の107万6千だった。

「経営体」という単位で統計を取り始めた2005年以降、最大の減少幅となった。

そのうち個人を除く団体経営体は2・6%増の3万8千となった。

農水省が力を入れている農地集約は進み、1経営体当たりの耕地面積は0・6ヘクタール増の3・1ヘクタールとなり、担当者は「着実に規模拡大が進んでいる」と話した。

また、過去1年以上作付けせず、今後も耕作する予定がない「耕作放棄地」の項目も「農家の申告次第で、農地の状態を反映できていないため、調査をとりやめた」と話した。

1975年から調査項目に入っていた。

林野面積は、2477万ヘクタールで、総土地面積に占める割合は0・1ポイント減の66・4%だった。

今年2月1日時点の調査結果をまとめた。


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