日本、中国、韓国の3力国は3月11日、ソウルで外務次官級協議を開き、日本側は3力国首脳会談の早期開催を提案した。
杉山外務審議官が明らかにした。
関係筋によると、4月を想定している。
協議では、3力国外相会談を今月下旬に開催することで一致。
日韓関係筋は3月21、22両日にソウルで行われるとの見通しを明らかにした。
日中韓首脳会談は2012年5月の北京での開催が最後。
歴史認識や領土をめぐる問題による日中、日韓関係の悪化を受け、安倍首相と中国の李首相、韓国の朴大統領の就任後は開かれていない。
外務省関係者は3力国首脳会談について、外相会談の流れを受けて「4月に開きたい」と説明。
杉山氏は日本の意向を中韓側に伝えたとみられる。
中韓両国は安倍首相が今夏に出す戦後70年談話への警戒を強めており、外相会談を行っても首脳会談開催につながるかは見通せない情勢だ。
70年談話の内容と引き換えに「首脳会談」をしてやるというのなら、会談を行う必要はひとつもない。
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