民主党の野田前首相は4月30日夜、東京都内で街頭演説し、衆院小選挙区を「0増5減」して区割りを変更する公職選挙法改正案の先行処理を与党が進めていることに関し、「安倍首相は2012年11月の党首討論で私と約束したと言っているが、大きな間違いだ。 0増5減だけを約束したのではなく、政界も身を切る覚悟を示さなければいけない」と述べ、今国会中に定数削減も実現するよう首相に求めた。
党首討論での0増5減をめぐる議論に関し、野田氏が公の場で自らの認識を示したのは、首相退任後初めて。
これまで表立った活動を控えていた理由を「衆院選の敗軍の将がマイクを握って目立つ格好は好ましくない」と説明したが、4月の党首討論での安倍首相の発言を聞き、「本当におかしいと思った」と、反論にいたった動機を語った。
安倍首相は4月17日の討論で、民主党の海江田代表に対し「野田氏は0増5減を優先させると約束した」と言及していた。
一方、野田氏は日本維新の会とみんなの党について「首相との論戦を見ても、野党としての討論ではなかった。 自民党の明らかに補完勢力だ」と指摘した。
「0増5減」もするし、「定数削減」もすると衆議院解散前3党で約束したのではなかったか。
「0増5減」には、賛成しなくてはいけないだろう。
「定数削減」は、各党が言いたい放題で、もう少し時間がかかるのではないか。
民主党の定数削減案を主張するためだけに、すぐに行わなければならない「0増5減」の約束を反故にするのはいかがなものか。
このやり方で、日本の政治を止めてきた民主党は、まだ反省できていないようだ。
日本維新の会とみんなの党もこんな民主党とは連携するはずがない。
野田さんも、なにを血迷ったことを言っているのであろうか。
国会で発言する場もなく、街頭演説とは情けないない。
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