夜ごはんをいただこうと日本橋堀留町
最寄りである小伝馬町駅や人形町駅から歩いて5分ほどで行けるお店なのですが、両駅とも乗り換えが必要となるってことで…
冷え込みが厳しい日ではありましたが、時間に余裕がありましたので街歩き気分で東京駅からテクテクと歩いて伺うこといたします
古くは運河を使った物流が盛んであったことから問屋街として栄えていたそうで、今でも多くの問屋が残るビジネス街でありますが…
週末の夜ともなると灯は消え、静けさを感じる通りにポツンと『イル タンブレッロ』の灯だけが溢れています
予約しておいた18:00にお邪魔してみますと、20席ほどの小さなお店はアラサー世代のカップルを中心としたお客さまで埋められていまして…
予約しておいて良かったとほっと胸をなでおろすとともに、入り口に近い席ではありますが4人掛けのテーブルをいただきます
まずは前菜をいくつか…
こちらの前菜メニューは500円 1,000円 1,500円との括りになっているために選びやすいのです
そんな中でいただいてみたかったのが「背黒鰯のフリッター」
片口鰯の別名ではありまして、これからが旬を迎えることで脂が乗った丸々とした身のおいしさを期待していたのでありますが、残念なことに今日は既に売り切れていたのであります
それで気を取り直し「背黒鰯のマリネ」をいただきます
ビネガーとオリーブオイルでマリネされていることでさっぱりといただけますし、レモンを絞ることでその酸味が脂の旨みと重なり合って一層おいしくいただけます
滅多に出会うことができない〝ブッラータチーズ〟をいただきたいと「プーリア風フレッシュブッラータチーズ」
トマトと一緒にサラダ仕立てでとは書かれていましたが、まさかこれほどのルッコラが盛られているとは…
一緒に提供していただいたオイルとバルサミコ酢に塩胡椒で自分流に合わせたドレッシングでいただきます
そして「パンテッレーリア島風漁師のサラダ」をいただきます
ゴロゴロとしたじゃがいもやトマトと一緒に乗せられるのは大きな〝ツナ〟でありまして…
箸で解しながらじゃがいもと一緒にオイルの風味を楽しみながらいただきます
そしてピッツァ
トマトソースの赤とモッツァレラの白、それにバジルの緑がイタリア国旗を表しているとされるナポリの代表的ピッツァであるマルゲリータでありますが、ベーシックなもののほか、本格的に水牛モッツァレラを使ったものなど5種が用意されていまして…
いただいたのは「マルゲリータと燻製水牛モッツァレラ」
ナポリで修行を積んだというオーナーが薪窯で焼き上げるピッツァはコルニチョーネが厚くサクッとした歯ざわりと薪窯ならではのの香ばしさを楽しむことができるものでありました
そしてもう一枚
スペシャリテとして提供されていた「黒豚のサルシッチャとフィアリエッリのピッツァ」をいただきます
自家製だと感じるサルシッチャのおいしさも然ることながら、ナポリ人が大好きだと言う冬野菜〝フィアリエッリ〟のほろ苦さは大人のピッツァって感じで良い感じですね
リーズナブルでありながらも本格的なピッツァがいただけるありがたいお店でありますし、サービスもフレンドリーで感じ良く…
また近いうちにお邪魔したいお店の一つであります
【PIZZERIA IL TAMBURELLO】
東京都中央区日本橋堀留町1-2-9 DIG DUG 1F
03-6661-6628