岡山市：野村 岡山名物デミカツ丼

岡山の友人に連れて行ってもらった、岡山名物「デミカツ丼」
その名物料理発祥はこのお店なのだとか・・・

岡山駅から徒歩5分ほどのところにある「野村」って言うお店なのだけど、親子3代、70年ほど営業しているらしい
お店が3代ってことは、お客さまも3代から4代続いていることになる
つまり、岡山っ子にとっては、ココのデミカツ丼で育ったと言っても過言ではないのだろう


近年改装されたのか、お店は和食店のようである
メニューはこのデミカツ丼が、ヒレとロース
サイズがそれぞれいくつかあるが、あくまでもコレがメイン商品
普通のカツ丼が食べたければ、玉子とじと言うメニューを頼むことになる


丼に盛られたご飯の上に、茹でキャベツが乗せられ、更にとんかつ
その上から、ご飯が見えなくなるくらいのデミソースが掛けられている
デミカツ丼と言うものを聞いたときには、ハワイ料理のロコモコのとんかつ版程度に思っていたのだけど・・・
コレは大きな間違いであった

とにかく甘いのである
茹でキャベツで何とか口直しできるのだけど・・・

カツは何とか食べられるのだけど、ご飯にこの甘いソースはいただけない
と言うか、私の常識を外れている
決して不味いのではない
単に私の口に合わないだけなのだが、驚きの商品である

しかし、同行した岡山の友人2人はペロッと完食
全く違和感無いようである

それにしてもご当地料理とは面白いものである




【味司 野村】
岡山県岡山市平和町1-10
086-222-2234

福山市：かつ将 冷丼という名の冷たいとんかつ茶漬け

Yahoo!グルメで、とっても評判が良いお店である
こだわりを感じるとんかつが美味しくて、接客も素晴らしいとのこと

早速行ってみる
福山駅から車で15分ほどの郊外に、そのお店はある
木の温かさを感じる、落ち着いた店内が良い雰囲気であった

ロースカツ
ちょっとピンクを残したミディアムレアほどの揚げ加減のお肉に、サクッと揚がった軽い食感の衣
しっかり油切りもされていて、軽い味わいのとんかつであった

ちょっとわがままを言って、エビフライを1本トッピングしてもらったのだけど、この海老が子持ちでちょっと当りの気分
こう行ったお客様のわがままに出来る限り応えるのが、お店にポリシーだとか・・・　　素晴らしい


冷丼
夏のイベント商品である　ちょっと面白そうなので頼んでみた
いわゆる、とんかつ茶漬けの変形であるが、コレが冷たく冷えていて暑い日には最適である
洗い米を冷やし、冷たいだし汁を掛ける
その上に揚げたてのとんかつとトロロを乗せる
私は、山芋が苦手なので、ここでもわがままを言ってトロロを外してもらった
柚子胡椒を少々加えてあり、爽やかな辛味もアクセントになっていて、とっても気に入った商品である


細部にまでこだわる姿勢は漬物に現れている
いい加減になりがちなところであるが、ココでは、漬物に至るまできちんと盛り付けられている

こう言った姿勢が、サービスにまでも行渡っているのだろう
気配り、気遣いをしっかり感じることが出来る
そんな繁盛の基本をしっかりと取り組んでいる素晴らしいお店は、やはりしっかり繁盛していた



【かつ将】
広島県福山市春日町1丁目1-47
084-945-5006

大阪市中央区：づくし 大阪名物鉄板鍋？？？

鉄板鍋なる不思議な料理を発見
早速入ってみる


鉄板鍋ってなんだ？
大阪名物ってことは・・・ なんか変わったものなのか？


コレが鉄板鍋
一言で言えば、韓国風もつ鍋
醤油ベースの出汁にコチュジャンで味付けしたもつ鍋である
キャベツにモヤシ、ハラミに鶏肉、ホルモンやつみれが入って具だくさん


グツグツ煮込んで食べ頃
野菜を一杯いただける健康鍋ですね
もつ鍋みたいなんだけど、牛肉の旨味が醤油ベースの出汁に溶け込むと、何となくすき焼きって感じもして・・・


〆の雑炊
しょうゆ味にコチュジャンの辛味があって、これまでに食べたことが無い旨味の雑炊ですね
全部お店の人がやってくれるから、鍋奉行は必要なし

鍋を囲んで一品モノを少々
楽しく飲んで食べても、お手軽価格
なかなか良いお店です




【鉄板鍋 づくし】
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-3 久保ビル1F
06-6251-8515

大阪市心斎橋：うどんダイニング若 若乃花のうどん屋

あの若乃花が、ちゃんこダイニングに続き、新しいお店を開店した
と言っても7月25日のこと
ちょっと面白そうと、気になっていたのだけど、ようやく今日行くことが出来た


大阪心斎橋のヨーロッパ通りにあるお店
夜は賑わう場所なのだけどお昼はちょっと・・・
って場所である、ちょっとお洒落なカフェ風の店内は、うどん店を連想できない作りである

たこまる
一品料理にお勧めだそうです
さつま揚げのようなすり身を上げたものなんだけど、その中にタコがコロッと入っていて、まるでたこ焼き
出汁に漬けても良し、塩でいただいても良し
面白くて、美味しい そんな一品に満足


ココのイチオシ料理“塩ちゃんこうどん”
塩の甘み、野菜と肉の旨味が溶け込んだ、本当に美味しいスープである
柚子こしょうをお好みで入れると、また違った美味しさが・・・
かなりお気に入りです

ぶっかけ生醤油酢橘うどん
シンプルに麺の美味しさを楽しもうと、もう一品オーダー
たっぷりの大根おろしと酢橘をかけて・・・
夏には欠かせない美味しさですね


トッピングでいただいたエビの天ぷら
カラッと揚がった衣に包まれた海老はとってもプリプリ
旨味や香りもたっぷりで・・・

とっても出汁や、料理は美味しいのだけど、気になるのは麺
うどん粉の香りを感じない、冷たく絞めたうどんはなんとか・・・ だけど、温かいうどんにコシが無い
まさか冷凍？
どんなにつゆや、料理が美味しくても、うどん屋さんで麺がイマイチなのはちょっと・・・
ですね



【うどんダイニング若】
大阪府大阪市東心斎橋2-8-26 都ファッションビル1F
06-6214-4527

鳴門市：金太郎 生まれ変わった回転寿司

かつてあった回転寿司が改装され、新しい回転寿司に生まれ変わった
その名も、“活きいき寿司”
新鮮な魚を食べさせてくれるに違いない・・・ そんな名前


お店そのものが活き活きしているみたいな雰囲気
綺麗に並べられたのぼり旗が素敵です

〆さば
関さば・・・ ではないけれど、脂がのった美味しいさばです
最近はノルウェー産なんかも出回っているみたいだけど、ココのは違いそうですよ

カンパチ
間八？ 勘八？ どっちが本当？
カンパチ、シマアジ、はまち 切り身になってたら区別がつき辛いのだけど、全部好き

はまち
う～～ん 微妙に違うなぁ
特に血合いの色かな

いわし
焼いてもらいました
もちろん刺身でいただくのも美味しいのですが、私は塩焼きしたものが一番好きだから・・・
生姜醤油でなくて、塩で食べたかったな


器に入り切れない蟹 豪快です
しっかりと蟹味噌の出汁が出ていてコクがある味噌汁です


これまた、器に納まりきれないあら煮
しっかりと味が染みていて、これまた絶品

お寿司以外の商品も充実していて、本当に楽しいお店
また行こう



【活きいき寿司 金太郎】
徳島県鳴門市撫養町黒崎松島472
088-685-5551

港区赤坂：ダノイ 期待が高すぎたのか？

ダノイ
キャベツスパゲティーの元祖と言われるお店で、麻布本店から、高輪、名古屋に続き、開店したお店「ミッドタウン店」
ちょっと期待高々に行ったのだけど・・・


カフェっぽいお店で、気軽に入れる良い雰囲気
まだまだ日中は暑い日が続いているが、日が落ちると、ちょっと涼しい風が吹き始めているので、そろそろテラスでの食事も良い季節になってきた
とは言え、暑がりの私にはまだちょっと・・・
で、店内


混んでいることを予想し予約をしたのだけど、予約はコースで無いと受けないとのこと
コースの前菜がコレ
やっぱり秋刀魚
旬の魚とは言え毎日は・・・　（毎日食べているのは私だけ？）
味付けは結構ハッキリしていて悪くない


パスタは好みのものを選べるとのこと
スパゲティー4種、リゾット1種からのチョイスなのだけど、今日は・・・
と、あと2種を用意してくれた
手打ちのタリアテッレのトマトソース
しっかりと塩を利かせてモッチリ、爽やかな酸味のトマトソースとの相性も良い


グリル料理も、豚、ラム、牛、鶏、魚の5種からチョイスが可能
ステーキ大好きな私は、リブロースのグリル350gをチョイスし、ガッツリいくことにした
ちょっと塩が薄く、物足りない味
リブロースではあるが、脂身の甘みが少ない
ちょっとイマイチ


ドルチェはイチジクのコンフォート
甘みを控えめにしているのか・・・
ちょっとインパクトに欠ける

料理はどれも、美味しい！！　ほどではないが悪くは無い
まぁ、合格点
だけど・・・
接客は残念
コレだとバイト中心のファミリーレストランと同じ
いや、それ以下かも・・・

納得が行かない夜ごはんに終わってしまった
どこかで口直しを・・・
とも思ったが、さすがに350gのステーキで満腹状態
お腹は満足しているが、頭が満足しない
物足りない気持ちを残しながら、帰路へ着いた




【DA Noi　ダノイ】
東京都港区赤坂9-7-2 B-105 ミッドタウンイースト1F
03-5413-3441

朝のスタバ

朝、お腹が空いて目覚めたので、ちょっと早めに支度を済ませ、スタバへ行く

スタバ・・・人に投資をして差別化を図るチェーン店
だと私は思っている
なんと行ってもココのスタッフは気持ちが良い
「おはようございます」の一言をとっても、とっても自然
当たり前の会話が、当たり前に出来ないファミレス
比べ物にならないくらい差があるのである

アメリカントラディショナルドッグ
プチッと弾けるフランクフルト
この食感が好きである
そして、サワークラスト
レンジアップされているので、ちょっと蒸されたような感じでイマイチだったけど、まぁ許せる範囲

朝の忙しい時間に、ちょっと立ち寄るスタバ
スタッフの笑顔で楽しい一日が始まりそうです

横須賀市：にぎり一丁 横須賀で一番人気の回転寿司

横須賀の回転寿司と言えばココ
最近は、チェーン店の出店が目覚しいが、ココは相変わらずの繁盛を続けている
地元企業が経営する、地元民のための回転寿司なのである


ネタも地物をたくさん取扱い、チェーン店との差別化を図っているようだ
立ちの寿司屋でもなかなか扱わない白身のお魚もココに来れば、たくさん揃っているから楽しい


たとえばコレ
「カマスの焼き食い一升飯」と言われるほど、焼き魚にすると美味しいカマス
刺身では水っぽいのだけど・・・
コレは醤油やポン酢でいただくよりも、塩でいただきたかったかな


地元茅ヶ崎のシラス
茅ヶ崎では畳鰯として有名である
海苔で巻いた軍艦が一般的なのだが、今日は握りでいただく
海苔の風味に邪魔されることの無いシラスの味わいを楽しむことが出来る


この季節の定番である秋刀魚
この秋刀魚、脂がのって甘いこと
醤油に塩分に引き立てられた甘みは最高に美味しかった


3日間、特製のタレに漬け込まれた鶏肉をカラッと唐揚げにしたもの
コレだけをお土産に買いに来るお客さまも多いのだとか・・・
そう聞けば食べない訳にはいかないと、早速オーダー
醤油に味わいに、ニンニクやしょうがの香り
コレは本当に美味しいから、ココに来たら是非食べて見て欲しい一品である


更にデザートも充実
有田焼に入ったプリンであります
最近流行のトロトロの類ではなく、しっかり濃厚なもの
コレもしっかり別腹に収めて・・・

ココの職人さんは知識が豊富だから、魚のことなど、いろんなお話をしながらいただくと美味しさ倍増
つい食べ過ぎてしまうのが欠点（笑）

今日も、満腹の中を抱えながら、お店を後にしました




【にぎり一丁】
神奈川県横須賀市三春町4-8
046-822-6566

世田谷区成城：ミア・アンジェラ 待ちに待った東京1号店

開店の案内をもらったので、早速行ってみることに
札幌に本店を持つお店が、成城に開店すると言うのだ
5年位前に行った札幌のお店は、とってもお洒落で、美味しくって・・・
お気に入りのお店である
そのお店が東京に開店すると聞けば、行かない訳には行かない


成城学園前の駅前
ローソンの脇にある細い階段を下りたところにあるお店
かなりお洒落に作られているので、知らないとちょっと入りづらいかも


店内はこんな感じ
札幌のお店よりちょっとカジュアルな雰囲気である
ほどよく目隠しされた店内は60席ほど
こじんまりとした良い感じのお店である


前菜一品目は舞茸とつぶ貝のソテーである
北海道の素材をイタリアンで楽しむお店と言うのが触込みだけあって、コリコリした食感がおいしいつぶ貝である
映画 武士の一分では、毒味役の三村新之丞（木村拓哉）が失明した原因は、ツブ貝の毒にあたったことになっているようだ


秋刀魚のカルパッチョ
どこのお店に行っても、この季節のお勧めは秋刀魚である
それほどに、脂が乗った秋刀魚は美味しいのである
刺身にした秋刀魚にオリーブオイルを掛けただけなのだけど、なかなかコレも美味しいものである


パスタ一皿目は、北海道産の鱈子と帆立のクリームソース
手打ちの麺に絡むクリームソースは、濃厚でコクがある
そのクリームソースに鱈子の塩分がピリッと効いて味が締まっている
添えられた帆立は新鮮なもので、レア
この帆立の甘みもまた格別である


渡り蟹のパスタ
このお店の渡り蟹のパスタは、札幌では知らない人がいない位有名である
ココに来たらコレを食べなきゃ！！
って一品
蟹の甲羅まで潰してソースにしていると言うから、蟹の風味が豊かなこと
そして濃厚なトマトソースは麺と良く絡むから、最後の最後まで美味しくいただける
やっぱり美味しい！！


そしてピッツァはクワトロフォルマッジ
薄く延ばされた生地はサクッとしていて、チーズの塩分で美味しくいただくことが出来る


ドルチェもしっかりしている
見た目はフルーツでデコレーションされて、とってもキレイ
味はちょっと甘みを抑えた大人のデザートって感じ


今日が開店初日
ちょっとギコチナイ点が、いくつか気になったけど、ソレはすぐに改善されるだろう
もうちょっと日が経ったら、また行ってみよう



【TRATTORIA di HOKKAIDO ミア・アンジェラ成城】
東京都世田谷区成城2-34-1 小泉ビルB1F
03-5494-5455

横浜市：アルペンジロー 小麦粉を使わないサラサラカリー

横浜大通り公園沿いにあるロッジ風のお店で、食事時になるといつも行列が出来ている
私もココのファンの一人で、時々利用している
と言っても、年々に一度ほどだけど・・・


ネオン管の明かりが、とっても目立つお店で、ガラス越しに見える店内は、とっても暖かそうな雰囲気である
そんな雰囲気からかカップルが多いお店でもある
今日はちょっと早い時間だったので、すんなりと入れたが、その後はしっかり行列していた


いつもカウンターに座るのだけど、ココが意外に楽しいのだ
と言うのは、カウンターの真ん中で調理しているので、その姿を見ながら、提供されるまでの時間を待つ

チョリソー
銅製の小さなフライパンで提供され、ちょっとお洒落
ナイフを入れるとピュッと飛び散る肉汁と、それに掛けられた独特なソース
なかなか美味しいチョリソーである

海の幸カレー
タコ、アサリ、イカ、白身魚、海老などの魚介に、人参とジャガイモ
具材たっぷりのカレーがフライパンに入ってやってくる
豪華である


ご飯は飯盒で提供されるのが、ココのスタイルである
最近は釜めしを始めたようだけど、やっぱりココは飯盒が似合うな


で、お皿に盛り付けるとこうなるのだけど・・・
ココのもう一つの特徴は具材が大きいこと
タコやイカ、人参にジャガイモ
ビックリするほどの大きさである

ソースはつなぎを使っていないからサラサラ
辛さも6段階から選べるのだが、今日はエベレスト（上級）をチョイス
ライスに乗せられたフライドオニオンの甘みと、ソースの辛味が、とっても良いハーモニー
辛味の中にもコクがある、そんなソースはさほど辛さを感じないのだけど、しっかり汗は出てくるもの
何度食べても美味しいカリーである

普通のカレーに飽きた方は是非ココへ
きっと満足できますよ



【横浜カリー アルペンジロー】
神奈川県横浜市中区弥生町3-26
045-261-4307

横浜市：港や トロ箱に並ぶ新鮮な魚が売り物

久しぶりに“港や”
最近、ココの支店が目覚しく増えている
伊勢佐木町周辺に5軒、東京にも2軒あると言うから驚き（どのお店も屋号が違うようだけど・・・）


京急日の出町駅下車、伊勢佐木モールへ向かって歩くと、間もなく左手に現れる
店頭にいくつものトロ箱が置かれているのが目印である


今日の仕入れはこんな感じ
店頭のトロ箱から好きな魚を選ぶの楽しみである
いかにも新鮮！って感じが、美味しさを感じさせてくれる


ウニだって、こんな感じ
木箱のまんま出てくるところも豪快
甘いウニを思う存分、大人取りで・・・

秋刀魚刺身
透き通った目、くすみの無いエラ、銀色に輝く魚体
全てに、新鮮さを裏付けられている
しっかり脂が乗っていて、これぞ旬のハシリである

魚種を思い出せない・・・
上手に化粧塩された焼魚
塩加減かしっかりしているので、淡白な白身の魚も、そのまま美味しくいただける
大根おろしに醤油をかけてもよいのだけど、私は塩味のままいただくのが好きなので・・・

竹輪の磯辺揚げ
こういった、素朴で手軽なものもココにはある
どうしても、お勧めのお魚を中心にオーダーすると、結構良い金額になる
だから、適当にこういった商品を取り混ぜて・・・

とっても人気のお店で、いつもいっぱいだから、ちょっと待つ覚悟で・・・
その位しても満足できる良いお店なのである



【居酒屋 港や】
神奈川県横浜市中区長者町8-125
045-252-5898

横浜市：センターグリル 安くて美味しくて・・・ これぞハマの洋食

昭和21年に創業した老舗の洋食屋
食糧不足のなか「栄養のあるものをたくさんの人に食べてもらいたい」と言う創業者の想いが受け継がれているのか、安くて美味しい、ボリュームたっぷりの洋食がいただけるお店である


看板に米国風洋食と記されたレトロなお店
1Fには2テーブルあるが、「2Fへお上がりください」との看板が置かれ、ほとんど使われていない様子


英語と日本語で記されたメニュー
創業当時は、米兵の利用が多かったのだろうか？
そして、その名残りなのだろうか？
なんとなく面白い


レトロな銀皿に、サラダと一緒に盛られたボリュームたっぷりのボロネーゼ
極太の麺はさることながら、このミートソースが実に美味しい
ガツンと来るコクある味付けは正に米国風である



【センターグリル】
神奈川県横浜市中区花咲町1-9 野毛柳通り
045-241-7327

豊橋市：福島屋 人情が人と人を結ぶお店

豊橋の三大居酒屋の一つと言われるお店
もう、あとの二つは閉店してしまったようだが、ココは繁盛を続けているらしい
どうしても行ってみたくなった


豊橋駅からタクシーで5分ほど
住宅の中にぽつんとあるこのお店
昭和初期、そんな感じがする建物である
店内は、小上がりと土間
20人くらいでいっぱいになってしまう小さなお店
テーブルはちょっと大きめの、一枚板のものである

いったいいつからこのお店はココにあるのだろうか？
決して目立つ場所にあるお店ではない、お洒落なお店でもない
なのに、何十年も繁盛しているのだから何か秘密があるようである



メニューは値段が書かれていない木札が10数枚壁に張られているだけ
売り切れると、ドンドン裏返っていく
20:00位に伺ったら、既に半分くらいは裏返っていた

この南蛮、かなり良い
ちょっとピリ辛で、でも甘みもあって・・・
ちょっと癖になりそうな味付けが気に入った


鯵と秋刀魚の刺身
何の飾り気も無いのだけど、その新鮮さは抜群
ココのメニューは、こう言った刺身中心のメニューである
脂がのった旬の魚は、変に手を加えない、そのままが美味しいものである


アジフライ
コレは素晴らしい
細かなパン粉を薄く纏い、キレイな油で揚げられている
だから、油臭さもないし、パン粉が素材の味を邪魔することも無い
お替りしたい位のものであったが、残念ながら売り切れてしまった

こういった魚中心のお店に、なぜか豚足
私は豚足は大の苦手なので、遠慮させていただいたのだけど、周りのお客様はみんなコレを食べている
醤油か何かでしっかり下味された豚足を焼いているようで、かなり美味しそうであった


接客は大女将と若女将が担当する、本当に身内だけで頑張っているお店のようである
ちょっと無愛想な大女将、コレもここの看板なのであろう

お客様が自主的にサービス参加するのが当たり前！
たとえば、小上がりの奥のお客さまが、大女将のことを気遣い料理を取りに行く
飲み物だって自分達で冷蔵庫へ取りに行く

料理は美味くて安い！
良いものを手軽に食べてもらいたい
そんなお店の姿勢が感じられる


お店とお客様、そしてお客様同士
その人情を感じさせるお店
建物も昭和初期ならば、人情も昭和初期のまま
そんな“情”がこのお店を繁盛させている秘訣なのだろう

情に触れたくなったら、またココに来よう


【福島屋】
愛知県豊橋市北島町字北島44
0532-52-7439

豊橋市：天源 デザート感覚でいただく“さつまいも”の天ぷら

台風が近づいているからか、雨が降ったり止んだり
しかも土砂降りだったり、小雨になったり・・・ 変な天気である

そんな豊橋でお昼ごはん
やっぱり天源でしょう
しかも今日は時間に余裕があるから、なかなか食べることが出来ないアレを食べようと行きこんで見る


ココのお昼は4つのメニュー、今日もココの一番人気“海老とホタテのかき揚げ定食”をいただくことにした
贅沢な素材がたくさんいただけることもうれしいのだけど、更にうれしいのは食べ方
丼タレを掛けて天丼でいただくも良し、天つゆでいただくも良し、更には塩でも・・・
これ以上満足出来るメニューは無いのでは？


天ぷらが揚がりそうなタイミングで運ばれるご飯と味噌汁
息が合った夫婦だから出来る技なのか？
ツヤツヤと輝くごはんと味噌汁
その味噌汁の具材は何と、焼茄子
ココまで手間を掛けているとは驚きである

海老のかき揚げ
プリプッリの海老をカラッとかき揚げにする
薄衣なので、素材の美味しさが際立つのである
コレは海老の旨味を引き出すために、塩でいただくことにする


更に次々と提供される天ぷら
アスパラ、茄子、蓮根、ヤングコーン・・・
どれも新鮮なものばかり
目の前で切り分け揚げてくれる
だから、美味しいのは当たり前である

帆立のかき揚げ
新鮮はホタテだから、レアに揚げられる
だから、甘みがジワッとお口に中に拡がるのである
ごはんに乗せて、丼タレを掛けていただくことにする
ちょっと甘めのタレが、更なる美味しさを生み出してくれる

車海老
目の前の水槽から取り出した活きた海老を捌いてあげてくれる
海老の甘さをじっくり味わう贅沢である


更には頭も・・・
コレがカリッと香ばしくて・・・ 美味です

さつまいも
コレが今日もお目当てのアレである
低温でじっくりと揚げるから、何と50分も油の中に・・・
最初にオーダーしておくと、ちょうど食べ終わる頃に出来上がるのである
ホクホク食感と、その甘さ まるでデザートである
カリッと揚がった皮、しっとりホックリの中
このコントラストが言葉に出来ない美味しさ
50分待ったものだけが味わえる感動なのである



【天源】
愛知県豊橋市広小路1-42
0532-54-9002

豊橋市：丸源ラーメン 究極の激辛に挑戦

今日はバタバタしていて、夕食を逃してしまった
で、深夜のラーメン
コレでまた、しっかり増量間違い無し！


ホテルに向かって移動中、車窓からも一際目立つ大きな看板
それが丸源ラーメン
100席以上を持つ大型のラーメン店である


季節限定・・・
この言葉に、どうしても反応してしまう
で、“いや辛らせ” 究極の激辛とある
ならば挑戦してみましょう


真っ赤な粉がたっぷりのつけ汁
コレは辛そうです
と思いきや、意外にも、そんなに辛くない
コレが究極の激辛？って感じである


ラーメンと言えば付きものなのが餃子
小ぶりな餃子が8個も・・・
カリッと焼き上がった餃子の皮は見事なのだけど、味はと言うと結構普通
特に特徴やクセがあるのもではないが、食べやすい餃子である


最近、家庭で作らなくなったおにぎり
コンビニで買ったほうが新鮮でコスト安
なんと、おにぎりの市場は4,000億円もあるのだとか・・・


おにぎりのあてに、食べ放題の野沢菜キムチ
ほどよい辛さのシャキシャキとした野沢菜
あまりの美味しさに、おにぎり一つでは足りない感じであった

帰りに、“いや辛らせ”が、さほど辛くなかったと伝えると、そういった意見が多かったらしく、明日から唐辛子オイルなるものを加え辛味を増すのだとか・・・
辛味をバージョンアップした“いや辛らせ”を食べるのが楽しみになったのだけど、次回ココに来るときまで、季節限定はやっているのだろうか？




【丸源ラーメン】
愛知県豊橋市新栄町字南小向83
0532-34-3110