再発
としさん
庵
「我が庵は広大跡地の近くなり マンション見上げ二十歳に戻る」
病室6階の窓から 母校の広島大学跡地が 目の前に見えます。
とつぜん わがいおは・・・と 詠んだ 短歌の真似事
リハビリに 頑張った30日のことです
31日 活舌が悪く MRI検査 脳梗塞の個所が 増えている
翌日10時に ドクターが 直接説明するという
11月1日 長男と一緒に・・・
新しい脳梗塞箇所が見つかり 他の血管も 細く まだ何か起こるか わからないけど これ以上の治療はできず 鼻から胃に向けての チューブを進められる
胃ろうは 嫌だという としさんの 気持ちを伝える
病室に来た長男に 夫はことのほか喜び 今日は良いことがあったと 誰彼にともなく言う
「ドクターの説明聞きし長男が 臥せる我が手をそっと握る」
リハビリ中止
11月2日 リハビリ専門病院への 転院が決まる
こんな状態で いいのだろうか
11月3日 愛にイナズマ の舞台挨拶日
午後 次男一家がやってくるが あまり元気がない
8歳の孫が 病室を出たとたんに 泣き出す
高熱が出て 苦しい様子
11月4日 吐しゃ物で 濡れているのに なかなか 着替えてもらえず 震えが来るが 熱が出ているときの震えだから 今は着替えなどできない 再びガタガタと震える 痛みを訴えるが 熱が上がりきらないと手立てはできないとのこと 41度まで上がる
吐しゃから 4時間後に 熱が上がりきったところで 着替えと 点滴
午後2時過ぎ 熱が下がり始め 全身から汗がでている
11月5日 昨日より 点滴のみ
古民家に行った次男家族が 芋ほりをしたというラインの写真を見たとしさん
6年前の芋ほりの写真を 思い出していたのだろう・・・
「池端に芋と並んだ孫の顔 思い出す病院のベッド おもわずほほえみ涙こぼれる」
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