適当に折り合いをつけながら・・・

 

自分探しの旅に・・・

そして、未来に・・・

つながれ~!

心の手紙⑮夏季特別絵画教室

2011-08-03 | 保育園

ふじ組にザリガニが登場したことで、急きょ”ザリガニを描こう~~”って、ミー先輩と私!

保育園の予定も聴かず、押しかけたのです。世の中は夏休み中~ということで、ふじ組の出席は少なくて11名。人数が少ないっていうことは、一人一人丁寧に接することができるという利点があるのです。

おとなしくておしゃまな女の子 ななちゃんとチイちゃんは、ザリガニに触ったことがありません。そして、初めて触ることができた瞬間!

こんな絵が描けました

男の子で触れないのが二人。怖くて手を伸ばしながらも、勇気が出なかったまあくん。しかし、ザリガニがチョキチョキと戦いをしている絵を描きました。

手を後ろにかくしたままの しいくん。やっぱり怖くて持てません。でもボール遊びをしているかわいいザリガニくんの絵が出来上がりました。

二人とも、絵を見た限りでは、ザリガニに、おおいに、関心はあるみたいです。ただ、持てないだけ!

年中の時、ほとんど絵を描かなかったはあくんは、この日もなかなか描きません。白い画用紙を前に、さえない顔をしています。先生たちが、いろいろ声をかけてもその気になれないようです。しばらくして、傍に行くと、“あつい~”といって、ぐったりした顔をしています。

ひたいに手を当てて・・・

 絵を描き終わったら、熱を測ってあげようね

 うん   うなずいたはあくんは、このひとことで、どんどん描きはじめました

男の子兄弟3人の末っ子はあくん。最後は、”むしかご(ケース)も描いていい?”と、聞いてくるほど元気でした。

子どもの絵は、本当に 心の手紙です。

 

オスとメスが、交尾して 子供が生まれた と説明してくれた といくんは 元気のいい、でもケンカっぱやくて、はぶてることも多い毎日。絵の途中も、右側のお母さんザリガニを塗っていて、”塗ったらいけんのよ”と友だちに注意されて、そのまま膝を抱えてはぶててしまいました。こうなるとてこでも動きません。本人は、色を塗る途中だったため、この絵はもう駄目だと、頑として、動こうとしません。さいわい薄い色を使っていたので・・・

 濃い赤でザリガニの背中の模様を描くと、いいと思うよ!  と、アドバイスするが

 へんになる  と、頑として、その一点張りです

 だったら、せんせいが 一本描いてみてもいい?

 うん  と頷く といくん   

右側のお母さんザリガニの背中 上の二本線を描いて見せると、どうやら納得したようで、筆をとり、下側の太い線、細い線を描き・・

続いて 右下の薄紫の上に、ザリガニの子どもを、描いて 終了しました。

 

毎回、一番に描きはじめる しんちゃんは、この日も紙の中央にいっきに大きなザリガニを描きはじめました。そしてその周りに、次々と描いて~~”おにごっこしている。子どもが背中におんぶしている”と、話してくれました。

ごんちゃんは、この日もラキューをやっていて、ミー先生のお話しは聴きません。みんなが描きはじめると、赤色を希望しました。第1回目の時、ごんちゃんは、数種の色を渡すと、ぐちゃぐちゃと混色してしまい、それが面白くなったので、ミー先生と話し合いの結果、2回目から一色づつ渡すようにしています。

赤(ザリガニ)・ 青・黄(卵)・ムラサキ(卵)・みどり(草)・茶色(石)の順に、色を要求し、描いていきました。一色づつ梅皿に増えていくことが 納得できているようで、混色はしません。

 お母さんが、二種類の卵を産んで、おとうさんが、子どもを待っている  と話してくれました。お話は聞いてないようでも、画題から、外れることはありません。

11人と人数が少なかったため、ゆっくりザリガニと遊べ、声かけも十分できた今回の絵画教室。日ごろ、ザリガニを避けていた子たちが、持つことができて 自信がついたようです。とりわけ、チイちゃんはうれしかったようで~~ 絵を描いた後も、すぐに行って、ザリガニを持っていました。そして、”ざりがにもちたい”って、何回もつぶやいていました。

さてさて、給食に出たバナナで、ひそかに こんな遊びをやっている友だち発見!押しつけて、弁当箱持ち上げてました~~!

私も 早速 真似して~~ ばっちり!! 子どもと二ヤリ! ヘヘ

コメント (2)
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