介護認定

干し大根の季節がやってきました。適当に５～６ミリの千切り　２～３日干して、酢ものが美味しいです。

年に一度の介護認定の日
福祉課の若い男性が来て面談を始めた

う～～ん、やっぱり上手だ・・・
義母は上機嫌で応えている

　食事はどうですか？
　はあ～～なんでも、美味しゅう食べますよ
　服を着たり脱いだりは・・手が後ろに回らんいう人がおってだけえな～？
　はあ～～まだできますよ、手はまだ、こういう風に・・・

立って、実演してみせる

　寝るのはどうですか？
　はあ～～薬はこの間から止めて、よう寝ますよ・・・
　物忘れはどがあなですか？
　はあ～まあ、歳ですから、よう忘れますよ、はっはっは～～

義母のプライドと誇りが、精いっぱいの、受け答えをする

鍋の焦がしをこすりながら・・・
異臭のする冷蔵庫を点検しながら・・・
くさった煮物や、萎えた野菜を整理しながら・・・

まあ～～私も、そうするだろうなあ～～と思ったりする

どんなことがあっても、この住み慣れた古民家で、暮したい・・・
当然、その当ては・・・長男あってのこと・・・

　冬は老健施設に入ってくれればいいのに・・・とても、言えんのう～～～

日ごろ、悪態をつく夫が、ポツリと心の揺れを、吐く