適当に折り合いをつけながら・・・

 

自分探しの旅に・・・

そして、未来に・・・

つながれ~!

こんにゃく教室Ⅲ

2008-08-24 | 農業
心ならずも、グループが分かれてしまった私たち。妹は畑で手入れ作業、Ⅱグループの私は、コンニャクつくりの準備当番です。まず、畑にコンニャクイモを見に行き、私を教室まで送り、また妹は畑に引き返す。一台の車での参加者が、分かれるとこんなことでも面倒なのです。

準備班。コンニャクイモの先っぽを切り取り、輪切りにしてゆでる。「もっと薄く切らにゃあ~・半分に切ってから・・・先は芽が出るけえ、よう切らにゃあいけんよ・すぐ手を洗わにゃあ痒うなるで!・・・」次々と注意されるが、確かに、手が痛いような痒い。
前回、ゆでた芋が、まるでサトイモみたいに美味しそうで、妹と二人、こっそりかけらをかじったのだが・・・とたんに舌が、ピリピリと痛くなり、大慌てでうがいをして、その場をごまかした。が・・・一瞬あせった。それほど、あくが強い。

「これを植えても芽が出るけえな」切り落とした先っぽを見て、知ったげにいうおばちゃんがいて、私は、手が痒いのも我慢して、妹と私のぶん、大事そうにビニール袋に入れたのだ。というのも、初回ビー玉くらいの芋をたくさん植え付けたあと、ポケットの中に数個勝手にもらってたおばちゃんを見たのだ。”しまった!我々も、自主的にもらっとくべきだった。”と主体性の無さを悔しがったが、あとの祭り!
だから、しめしめ、この切り落とした先っぽで芽がでるなら、と・・・グループ分かれで、チャンス到来を喜んだのだ!
もちろん、それを欲しそうに見ていたおとなしいおじちゃんのぶんも、きちんと拾って詰めてあげましたよ、大人の私です。

さあ次は、コンロ・鍋などもろもろの道具を2階に運ぶ。30人分の道具を運ぶのは結構大変。やはり準備に1時間以上かかった。その時、畑作業組が、どやどやと部屋になだれ込んできた。7月の炎天下で農作業した20数名。クーラーの効いた部屋が、一瞬にして、まるで、真夏の剣道部か野球部の部室のような・・・つまりムッとする汗くさ~い!!!
さあ、今日も始まりました場所争奪戦!
妹よ、ここだここだ、こっちだぞ!グループが分かれたリスクの穴埋めだ~!

「今日は、この前より、軟らかいのを造りま~す!」と叫んでるような・・・?
担当者の声はぜんぜん聞こえませ~ん、ていうか、今日もみんな聞こうとしません。すでに、我先にミキサーに芋を放り込んで、ガーガーやってます。
われわれも負けじと、軟らかめ、軟らかめ・・・「あのさあ~芋の芽、植えるのとっといたから、今からでも芽が出るんだって」すかさず妹も「あのピンクのエプロンの人、豆腐教室にも参加してるんだって」「へ~そんなのもあるのか!来年は豆腐教室だ、きまり!」お互い仕入れた情報を交換する。グループが分かれたのもなかなかいいではないか!
30人がしゃべるわ、動くわ、ガスは使うわで、部屋の温度は急上昇!窓を開けたほうが、酸素が入るだけいいかも・・・。今日の参加者が10人も少ないのは、暑い中の畑作業、サボったあ~?マサカネ!!?

先を急ぐおばちゃんたちは、使い放題やりたい放題。その中に、勝手にトウガラシを入れて、まんまと担当のお兄ちゃんの気を引くことに成功したおばちゃんがいた。お兄ちゃんが試食用に切ったのを、すかさずふた切れ手に入れたのは当然!
だてに歳はとっていません。でもでも、から~~い!!ペッペッ・・・

そうこうしているうちに、あれ?あれ?「お先に~~」って、もう帰っちゃうの?
片付けは誰がやるの・・・?
「あとは私らがやるからいいですよ!」ボランティアのおじちゃんおばちゃんは、あくまでも優しく、急がず、おしゃべり好き!
ありがとう!でも今日は、最後まで片付けて帰ります。芋の芽も拾ったし・・豆腐教室の情報も得たし・・・!

軟らかめのコンニャクは前回よりもずいぶん美味しかったです!

こうして、3回目の7月が終わりました。
「鉢に植えて・・芽が出たら観賞用にもなるね・・・」とルンルンで植えたこんにゃく芋のさきっぽ!

まだ、芽が出てきません!これはヘン?妹にメールを!
「芽がでた~?」「ぜ~んぜん!」アチャ~!!!

4回目は10月です。
コメント (4)
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