ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

小さな空・・・・・に・・

2013-09-01 23:42:15 | Weblog



あまりはっきりしたお天気ではなかった、日中スタジオ(練習室)の中だったので
よく分からなかったけど、夜になって、霧雨のようなものが降っていた。
豪雨の被害にあわれている地方もあるのだから、贅沢は言えないけど、ずっと天気は良くない。

今日は、キクヤさん、エルムさんレッスンの後、「シエスタ」さんのLIVEを聴きに行った、
多くの人が見えられて、9:30分スタートにもかかわらず、賑やかだった。

ボタンアコーディオン、あかねさんのBassワークが素晴らしかった、
メジャーセブンを掴んだ時に、非常に音がクリアなので驚いた、
アコーディオンでCMとGMというコードボタンを同時に押さえてCmaj7という和音を作るけど、
GMにはD(レ)の音も含まれるので、バスレジスターの使い方によっては、どうしても「濁り」は避けられない、
濁りたくないときは、高い音のBassレジスターを使って、CMに Bの単音を入れるようにしている、
(Bassレジスターの位置によっては、Bの音が下に入ったりするので美しい和音は得られない)
それでも、これは、ボサノヴァ等のリズムをハッキリ叩き出すときには使えない形なので、どうしてもCM・GM=Cmaj7という
使い方をする、あかねさんは、今日、ボサノヴァチックなBassワークを多用されていたいたけど、
Cmaj7がとてもクリアーでBassジスターの位置によって、音の入れ替えをしているのか、音を抜いていらっしゃるのか、
そんな風にも見えた(聞こえた)

ボサノヴァでは普通に登場する、Gm9=Gm・DmとかD7#9=Dm・D7をこ気味良く叩き出されていた、
とても緻密で大変な作業だけれど、表現しようとする音楽には必要なので、丁寧に和音を作られていた、
これは「なかなか分かってもらえない部分でもあるけど」
シエスタさんの表現された音楽に如実に現れているので、それはそれで素晴らしい

・・・そうステファングラッペリの音を聴いてしまうと・・・
何年も前に、大阪の厚生年金大ホールで聴いてしまった、

丁度、一年前くらいの暑い日にアップロードした、武満徹先生の「小さな空」にはじめてコメントをいただいた、

Nice different arrangement of this beautiful song. The accordion suits the melody well. Played from the heart! Thank you.

素直に嬉しかった・・・・そう・・『これは、なかなか分かってもらえない部分でもあるけど』・・・・・・
とても時間をかけて、譜面(for Accordion)を起した記憶がある、
ちゃんと聴いてくださる方が存在する、

明日は自宅レッスン、火曜日はニセコ出張・・・・